Nara Omiya RotaryClub

Club Weekly Bulletin 2004-2005 District 2650

No.1273(Vol.26) 2005/04/19 http://naraomiya-rc.jp

ロータリーを

祝おう

奈良大宮RC

クラブテーマ

CELEBRATE

ROTARY

大きな誇り

大きな奉仕

創立:昭和54年1月23日 例会:毎週火曜日 17:30

事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

会長:高木伸夫 副会長:福本良平 幹事:冨川 悟

四つのテスト

1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか

第37回例会プログラム(04月19日)(通算1273回)

 

 1.開会の点鐘 17時30分
 2.ソング 「我等の生業」
 3.お客様の紹介
 4.会務報告 出席報告・ニコニコ報告・会長報告・幹事報告・委員会報告
 5.卓話「メディア情報について」地区広報雑誌委員長 京都南RC KBS京都 代表取締役 加藤哲夫氏

 6.閉会の点鐘 18時30分

第36回例会状況報告(04月12日)(通算1272回)

出席報告

R.C.は出席から

会員数

出席免除者数

出席者数

補填者数

出席率

1272回

71名

18名

39

73.58

1270回の修正

71

18名

46

7

100

会長の時間

― 太宰府ロータリークラブ訪問の報告 ―
 去る4月5日、6日に亘り、友好クラブであります太宰府ロータリークラブとの友好を深めるべく9名の会員で訪問してまいりました。詳細は友好担当委員の中條章夫会員からご報告頂きますが、大変なお心遣いを頂いた 太宰府ロータリークラブの皆様に心よりお礼と感謝を申し上げますと共に、ご参加頂いた当クラブ会員の皆様に対しましてもお礼を申し上げます。参加者(敬称略) 中條章夫 冨川悟 麹谷瀞 清岡正教 東田幹章

中村信清 山本尚永 増井義久 高木伸夫
― ロータリー100周年記念会員大会の報告 ―
 4月10日(日)、午後3時から国立京都国際会館において頭書大会が開催されました。記念式典において、RI元理事千玄室氏が講話をされました。同氏は、講話の中で、「ロータリアンは、一人ひとりがもっともっと自分に厳しくなくてはならない。」と話されました。何に対して自分を厳しく律しなくてはならないかは、各人の考えることでしょうが、ともするとロータリアンは、「適当に」、「ほどほどに」といった無責任といってもいいような空気に流されている部分がないとは言えません。おこがましい言い方で恐縮ですが、私も会員一人ひとりに厳しさのみえないロータリークラブには未来はないと考えます。
― プライバシーの権利と個人情報保護法の関係 ―
 個人情報保護法がこの4月1日から施行されました。この法律の施行により、我国の個人情報保護のための法制度は、判例法によって確立されてきたプライバシーの権利による保護と同保護法による保護という二重の法制度によって成り立つことになりました。両制度は相互に密接な関連がありますが、別個独立の法制度であります。そこで、今回は、両法制度の違いを簡単にお話ししようと思います。
 先ず、プライバシーの権利からお話しますが、この権利は、名誉権等と同様に人格権の一種であり、一般には、「ひとりで放っておいてもらう権利」、「私生活をみだりに公開されない権利」、「自己に関する情報をコントロールする権利」といわれるものであります。そしてプライバシーの権利は、権利が侵害された者、或は侵害されるおそれがある者(被害者)が侵害した者、或は侵害しようとする者(加害者)に対し、侵害行為の差止めを求める権利(田中真紀子氏が週刊文春の発行差止めを求めた事件)及び損害賠償を請求する権利があるとされております。そして、プライバシーの権利の特質は、同権利が我国の成文法上に規定された権利ではなく、判例の積み重ねによって生成・発展してきた判例法上の権利であるということであります。
 これに対し、この度施行された個人情報保護法は、保護されるべき個人(本人)の権利を原則として直接規定するものではありません。それは、高度に情報化された現代社会において、個人情報の取扱い態様次第で個人の人格的、財産的な権利利益全般に対する侵害が発生するおそれがあることにかんがみ、侵害を未然に防止するため、個人情報の適正な取扱いに関するルールを法制度として明確化しようとするものであります。同制度において、プライバシーは、保護されるべき権利利益の主要なものでありますが、権利利益の内容は、それに限定されていません。また、そこではプライバシーの権利のように個人に権利を認めるという方法ではなく、主として違法行為に対し行政機関が監督にあたるという方法により実効性が担保されているものであります。
 以上を単純化して整理しますと、プライバシーの権利は、本人の権利として認められるものであり、主として権利侵害が発生した場合の、或は発生しようとしている場合の救済措置(差止め請求、損害賠償請求等)としての機能を営んでいます。これに対し、個人情報保護法制は、主として個人情報の適正な取扱いに関するルールを定めることにより権利利益に対する侵害発生を未然に防止する機能を営んでおり、行政機関による監督という方法によって実効性を担保しようとするものであります。

卓 話

 

「海外旅行における安全お役立ち情報」株式会社JTB 奈良支店 支店長  翠 秀夫氏

 

 現在では海外旅行は国内旅行と同じ感覚となり、多くの方が楽しんでおられます。海外への観光が自由化された1964年の海外旅行者はわずか13万人でしたが、その後、急激な円高とバブル景気の後押しもあり、90年には1000万人の大台を突破し、2000年には1700万人という当時の史上最高記録を達成しました。2001年度のアメリカ同時多発テロ、一昨年のSARS、イラク戦争等の影響で一時海外旅行者数は減少しましたが、昨年も約1800万人が商用・観光等で日本から出国しています。
 毎年これだけの方が日本から出国していますと、その分だけ事故・事件に遭遇するケースが増えており、毎年増加傾向にあります。2002年度の外務省の統計によりますと、在外公館の取り扱った事件・事故は14,000件、人員ベースでいくと17,000人の方が何らかの事件・事故に遭遇していることになります。届出のない件数も含めると約2万件近い事件・事故で、日本人が被害にあっているということになります。
 日本人がもっとも多く被害に遭うケースはスリ・置き引き・ひったくりです。この3つは被害全体の53%を占めています。スリの被害が多い場所は空港、駅、有名な観光地などの混雑する場所です。手口は、ぶつかってくる、押される、突然話し掛けるなど、一瞬の隙を突かれるという巧妙なものです。近年は「ケチャップスリ」という手口が非常に増加しています。私も実際に被害に遭われた方からお話を聞いたことがありますが、ソフトクリームやケチャップを背中につけ、「背中にケチャップがついていますよ、取ってあげましょう」と話し掛けてきます。恐縮して拭いてもらった後、気づいたら財布が取られていたという被害が世界各国で多発しています。被害が多いのはホテルのエレベーターや観光地のトイレの中で、共通しているのは被害者が必ず一人でいる時です。
スリの対策として、一番に申し上げたいのは多額の現金や貴重品を持ち歩かないということ、これが第一原則です。どうしても多額の現金を持たなければならない場合は分散して下さい。特に男性でズボンの後ろのポケットに財布を入れる方がありますが、それはスリに「取って下さい」と言わんばかりの格好です。どうかズボンの後ポケットには貴重品を入れて歩かないようにして下さい。
 次に置き引きですが、これもスリ同様、空港やレストランなどで多発しています。特徴的なのは女性の被害が多いことです。空港や駅、ホテル、レストランで自分の荷物を置いて席を離れる方がおられますが、恐らく周囲の方が自分の荷物を見ておいてくれるだろうと考えているのだと思います。しかし、戻ってきたらその荷物がなくなっていた、という被害が多発しています。荷物を置いて席を離れる場合は、必ず人に預ける、あるいはきちんとした場所に預けるという対策を取っていただきたいと思います。
 このように皆様にお話している私自身も、置き引きされた経験があります。若かりし頃ですが、ある県の経済視察団の添乗でベトナムのハノイに行った際、ホテルのチェックインの最中に被害に遭いました。我々添乗員は、パイロットケースにお客様の必要書類を入れて持っていきます。私は空港などでのチェックインの際、両手は書類を書くためにあけておき、ケースは足に挟んだり踏みつけておくという長年の癖があります。ハノイのホテルでも、そのケースを足と足の間に挟んで宿泊カードを記載していました。その時、横にいた人が私を少しずつ押してくるのです。そして、いきなりドンと押され、その一瞬にやられてしまいました。ケースの中には復路の航空券が入っており、当時は今より事情も悪いので航空券の再発行に大変な労力を要しました。置き引きの対策としては、貴重品からは絶対に目を離さないことです。やむなく離す場合は、誰かに確実に預けることです。
 最後にひったくりですが、人のいない路上や、銀行・お土産店からの帰り道にオートバイに乗った二人組みに追い越しざまにひったくられるケースが一番多いようです。対策は、貴重品は車道側に持たない、しっかりと体の前に持つことです。よく旅行の説明会をする際に、女性の方にはショルダーバックは肩から斜めに必ずたすきがけ、クロスがけで持って下さいとお話していましたが、ある事件を機にその説明を止めました。20年ぐらい前になると思いますが、イタリアの現地ガイドがバッグをクロスがけにした状態でバイクに乗った二人組にひったくりをされました。ひったくられても、クロスがけにしていますから体からバッグが離れません。そのまま引きずられ、不幸なことに打ち所が悪く亡くなってしまいました。それ以降、必ず貴重品は体の目の前で持って下さい、バッグを肩にかける際はたすき掛けにし、その上からジャケットを羽織って下さいと説明しています。
 他の被害として、最近は偽警官、偽ホテル従業員による被害も東南アジアを中心に急増しています。更に、クレジットカードに関しても特徴的な犯罪があります。フランスの犯罪事例ですが、クレジットカードを狙った窃盗被害、通称「マルセイユの罠」というそうです。犯人はATMのカード挿入口に細い針金で細工をし、利用者が来るのを待ちます。利用者はカードを入れても細工のせいでうまく機械が作動しません。そこで犯人が親切を装って近づき、「もう一回暗証番号を入れてみた方がいい」とアドバイスし、利用者が入力した暗証番号を覚えます。利用者は暗証番号を再入力しても機械は作動しないし、カードが機械に吸い込まれたと思い込んで立ち去ってしまう。その後、犯人は挿入口から仕掛けを引き上げてカードを入手し、覚えた暗証番号で現金を引き出す、という手口です。
 治安のいい日本と違い、海外では常に事件・事故と隣り合わせの環境に置かれていることをご理解の上、渡航先の情報をよく集めていただきたいと思います。外務省のホームページには各国々の詳細な犯罪内容も掲載されていますのでぜひご活用下さい。十分な知識を持って、事件・事故に遭わないよう、どうか楽しい海外旅行をしていただきたいと思います。

会長・幹事・委員会報告

幹事報告

 奈良県緑化推進協会から「緑の募金」依頼が入っております。クラブとして何らかのご協力をしたいと考えております。
IT会報委員会
 第4回インターネット教室のお知らせをさせていただきます。今回は前回より少し高度な内容で「中級コース」を行いたいと思います。日時は4月20日(水)午後1時半〜4時半まで、場所は「奈良マーチャンドシードセンター」のパソコン研修室です。前回に引き続き、復習も出来ますので初めての方も積極的にご参加ください。よろしくお願いします。
友好担当
 会長からもお話がありましたが、4月5日・6日に太宰府ロータリークラブへ行ってまいりました。当クラブから9名の会員が参加して、友好を深めてまいりました。今後も毎年1〜2回はお互いに交流し、更に友好を深めていきたいと思います。次回は更にたくさんの方、今回の倍ぐらいのご参加があればと思います。
次年度幹事
 前回の例会の時に次年度委員会一覧表をお渡ししましたが、私のミスで中井先生と渡辺さんにご迷惑をおかけし、申し訳なく思っています。今後このようなことがないよう十分な注意を払って作製したいと思います。
 来月5月13日に次年度の委員長会議を開催します。各委員長とガバナー補佐の箸尾さん、地区委員の皆さん、事務員の丸橋さん、以上の方よろしくお願いいたします。

ニコニコ箱 本日計69,000円 累計2,235,000円

 

(北河原公敬君)
 過日は結婚記念日にクラブよりお花をお届け下さりありがとうございます。お恥ずかしいことですが、私ども夫婦はお互いに記念日を忘れておりました。初めは何の花が届いたのかと思うありさまでした。

(矢追家麻呂君)
 私のミスで中井様、渡辺様にご迷惑をおかけいたしました。お詫びいたします。
(金星 昇君)
 良いことがたくさんありました。ニコニコ。
(中條章夫君)
 4月5日、6日、太宰府ロータリークラブと友好を深めてきました。
(佐川 肇君)
 小林一士様、紀乃国屋商事50周年おめでとうございます。
(楠原忠夫君)
 先日の花見例会、親睦委員会の皆さんお世話になりました。
(藤野城市君)
 だんご三兄弟のおとんぼが、やっとピカピカの一年生です。

(植村将史君)
 「naranto」春号に高辻さんのお店の宣伝と、鈴木さんの記事を見つけました。花は「きれい」ですが、花粉は「きらい」です。早く夏になって欲しい・・・でも、暑いのは嫌いだし・・・優柔不断です。

(石野捨雄君)
 5月26日の親睦ゴルフコンペにたくさんのご参加よろしくお願いします。私、石野が担当です。
(武藤廣茂君)
 連続欠席お詫びします。今回、私立では珍しい幼保一元型の乳幼児施設を開園することが出来ました。大変嬉しく思っております。増井さん、ありがとうございました。
(橋本和典君)
 お陰さまで何とか新築移転させていただくことが出来ました。白い輝く歯はやはり白い診療所でなくてはね。どうか皆様何卒よろしく歯を大切にしましょう。「気づいた人のお手伝い」歯槽膿漏は恐いよ。
(榧木八洲夫君)
 橋本さん、新店開業おめでとうございました。また、よろしくお願いいたします。
(潮田悦男君)
 ちょっと感じることがあったので。
(多田 実君)
 長期欠席のお詫びに。

(宮西正伸君)
 先日の交通安全決起大会には多くの会員様が集まられ、結束力の高さを感じさせられました。
(畑中利久君)(渡辺英孝君)(倉田智史君)
 ニコニコ協力です。

「第四回インターネット教室」開催のご案内


 下記のとおり、「第四回インターネット教室」を開催いたしますので、前回以上のご参加を心よりお待ちしております。
前回に引き続き少し高度な内容の「中級コース(インターネット経験者向けのコース)」を開催いたしますので、今まで参加されなかった方も遠慮なくご参加下さい。

日 時 4月20日(水) 13:30〜16:30(予定)
場 所 中級コース(インターネット経験者向け) 定員20名  奈良マーチャンシードセンター4階 パソコン研修室
         〒630-8217 奈良市橋本町3−1
その他
(1)セミナーで使用するパソコン等の準備につきましては、事務局にてご用意させていただきます。
(2)できる限り実践を組み込んだセミナーにさせていただきます。
(3)準備の都合上、4月15日(金)午前中に、出欠のお返事をFAXでお願いします。

      出欠報告用FAX 0742−35−9328 (NTTマーケティングアクトみやこ奈良支店事務局)
(4)お申し込み状況により、2会場に変更する場合もございます。
 

お問い合わせ先
NTTマーケティングアクトみやこ
奈良支店 事務局
TEL 0742−35−9330
FAX 0742−35−9328

本日のお客様 平川泰厚君(京都山城R.C)

ロータリー豆知識 -2004年規定審議会で採択された主な決議案-

20.会員名簿の開示を禁止する。

次週の例会 4月26日 

卓話「奈良テレビ放送をよろしくお願いします」奈良テレビ放送株式会社 代表取締役社長 弓場幸彦氏

会報・IT委員会 潮田悦男、高辻良成、藤井正勝、向井 毅、西田考作、小池恭弘、谷口善之、矢野正美