Nara Omiya RotaryClub

Club Weekly Bulletin 2004-2005 District 2650

No.1244(Vol.26) 2004/08/31 http://naraomiya-rc.jp

ロータリーを

祝おう

奈良大宮RC

クラブテーマ

CELEBRATE

ROTARY

大きな誇り

大きな奉仕

創立:昭和54年1月23日 例会:毎週火曜日 17:30

事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

会長:高木伸夫 副会長:福本良平 幹事:冨川 悟

四つのテスト

1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか

第8回例会プログラム(08月31日)(通算1244回)

  1.開会の点鐘 17時30分

  2.ソング「四つのテスト」

  3.お客様の紹介

  4.会務報告 出席報告・ニコニコ報告・会長報告・幹事報告・委員会報告

  5.卓話 「環境にやさしいベロタクシー」NPO [環境計画はぐるまネット] 理事長 宇野幸徳様

  6.閉会の点鐘 18時30分

第7回例会状況報告(08月24日)(通算1243回)

出席報告

R.C.は出席から

会員数

出席免除者数

出席者数

補填者数

出席率

1243回

69

14名

43名

78.18%

1241回の修正

69名

14名

46名

6名

94.54%

会長の時間

 

 法諺 その5 方式なければ何もなし

 

 皆さんは「手を打つ」という言葉をご存知ですし、また、取引の交渉が煮詰まった段階で「この辺りで手を打ちましょう」等という言い方で現にお使いになっております。今では言葉として使っているだけですが、古くは契約が成立した段階で実際にも手を打ったそうであります。「手打ち」がない限り、いくら合意が成立しても未だ契約は成立したことにはならなかったのです。即ち、「手を打つ」という方式が整えられて初めて契約は成立するものとされていたのです(方式主義)。これは我国のことですが、ヨーロッパでも古い時代には同じことで、社会的に承認された方式による法律行為でなければ、法的な拘束力はないと考えられていたのです。これが「方式なければ何もなし」という法諺の意味するところであります。しかし現在では、法律行為には方式は必要でないとする原則(方式自由の原則)が支配的な地位を占めており、我が民法は、とりわけこの原則に忠実であります。例えば、売買に例をとりますと、売主と買主が売りましょう、買いましょう、代金はいくらにしましょう、という合意をすれば、売買契約は成立することになるのです。売買契約書を作成したり、手付金を入れたりする必要はありません。通常、我々は代金が高額になるに従って契約内容も複雑になってきますことから、売買契約書を作成したり、手付金を支払ったりしますが、これは内容を確認して将来の紛争を未然に防ぐための証拠を作っているに過ぎず、契約を成立させるための要件として作成しているのではありません。このことは、賃貸借契約、請負契約等、殆どの契約についていえることであります。

 しかし、民法の中で「方式なければ何もなし」という法諺を頑なに守っている分野があります。その最もよい例は「遺言」であります。遺言の方式には自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言、その他特別の方式の遺言がございますが、これら遺言はいずれについても厳格な方式が定められており、定められた方式を100パーセント満たしていなければ、折角、作成した遺言が効力を持たないことになります。例えば、自筆証書遺言(民法968条)では、「遺言者がその全文、日附及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない」としてその方式が定められておりますが、その日附が「昭和41年7月吉日」となっている遺言の効力が争われたケースがあります。当事者は最高裁判所までいって争ったのですが、最高裁判所はこの遺言の効力を認めませんでした。折角、自分の死後のことを遺言に託したのも拘わらず、それが有効に働かないことになるとすると死者は浮かばれないことになります。何故、遺言についてこれほどまでに方式を厳格に解釈しなければならないのでしょうか。その理由の一つは一旦方式を定めた以上それに反する行為を認めたのでは、方式を定めた意味が失われるためであり、いま一つは遺言は死者の最終意思であるから、これについてある方式を要件とした以上、その方式に違反する遺言は未完成の遺言である可能性を持つためであるとされています。また、民法は、贈与契約(贈与も贈与者と受贈者との契約であります)についても契約書を作成する等の方式は求めておりませんが、書面によらない贈与は、贈与者、受贈者双方から取消(撤回)してもかまわないことにしておりますから、その限りでは法的拘束力のある贈与は書面でなければならぬとしているのと同じともいえます。我々は、原則「方式自由の原則」の世界で生活しているのですが、そうでない「方式なければ何もない」世界も現存していること知っておきましょう。

卓 話

会員増強について

 演壇に立つ時間をいただきましたので本題の話の前ですが、2〜3当クラブ所属の地区ガバナー補佐として説明と報告、感想を述べさせていただきます。1)ガバナー補佐制度について。2)RI2650地区100周年 記念会員大会および100周年記念事業について。3)神谷ガバナークラブ公式訪問に同行して気づいたこと感じたこと、等々(以上本題外省略ご了承下さい)。

 ご高承の通り、ロータリーの組織基盤は会員にあります。その会員増強には新会員の勧誘、現会員の退会防止、新クラブの結成が挙げられ、増強三要素とよばれる活動であります。数は力であり、質は強さだといわれ、両々相俟って高邁な奉仕の理想の具現を可能にすることは論を待たないところであります。闊達な増強三要素への真剣な取り組みは、ロータリー綱領に則したロータリアン必須の活動であると存じます。会員増強も退会防止も、理屈のみに陥っては目的の達成は不可能です。ロータリーの倫理と哲学は不変ですが、クラブの運営管理においてRI定款、RI細則、標準ロータリー定款に記載されていること以外は全てクラブ自主権の範疇にあります。従来型慣習に止まることなく、一歩踏み込んだ会員増強に係る障害原因の探求と、勇気あるその撤廃と改正 、また併せて世情に則した見直しへの努力と、増強環境の整備が急がれます。(人種や男女区別に依らない会員勧誘の促進、高齢化を活かす方法等々)

 不況もその原因の一つかもしれませんが、会員の減少はロータリーの魅力が失せて来たことにあると言われる向きがあります。ロータリーの魅力とは一体何か。商道徳を守り自らの人格を向上させ、世のため人のために奉仕する倫理の実践こそ、今日100年を支えたロータリーの魅力であり、原点であろうかと存じます。創立当初から職業における高い倫理観を理念とし、その倫理の実践というステータスがロータリーの歴史であったと言っても過言ではありません。

 会員増強を語る際に会員の質と量の問題が提起されることが多くあります。一般的には質の良さは必ず量を伴うとするのが定説のようです。では質とは何を指すのか。それは職業上にも、人格・人柄においても、良い世評を得ておられる方とされています。良い世評には必ず強い倫理観の持ち合わせが見受けられるからだと思います。人それぞれに、長所短所があります。増強には寧ろそうした長短所を含めた価値観の多様性を受け入れる寛容と忍耐の心をもつことが求められます。その一方で、一歩前進二歩後退即ち増強がために退会者が出る始末に陥らないよう推薦者の気配りが大切であり、その気配りが新入会者にも良い環境と結果を齎すことになります。会員増強には妙案・妙法はありませんが道があります。その道は、クラブ全会員が寛容の精神をもって育てる姿勢を携えて、会長を中心にクラブの明るい将来と発展に思いを致すことにあると思う次第です。

会長・幹事・委員会報告

・幹事報告

例会臨時変更及び休会のお知らせ

平城京ロータリークラブ 《例会変更》

日 時:99日(木)→911日(土)100周年記念事業のため

場 所:春日ホテル

ビジター受付は9日9日(木)、三井ガーデンホテル3階において18時から行います。

・会員増強委員会(清岡委員長)

 今月の21日に地区の増強委員会の委員長会議が開催されました。今月は会員増強月間であり、今日はガ バナー補佐からの卓話があります。皆さんのお手元に「会員増強月間にちなんで」という文章を用意しておりますので、是非お読みいただき考えていただきたいと思います。 

・親睦委員会(徳矢副委員長)

 本日のミニ親睦会のご案内をさせていただきます。今日の例会終了後、7時から「ナイトインぐれいす」におきまして8時半頃まで親睦会を開催いたします。会費は3千円です。席をたくさん用意していますので、多数のご参加をお待ちしております。 

今月の誕生日のお祝い

楠木重樹君 武藤廣茂君 北神徳明君 高木伸夫君 麹谷瀞君 藤川保雄君 畑中利久君 田村俊明君

 

今月の結婚記念日のお祝い
藤野城市君

お客様の紹介

上野東RC 左橋萬次郎様  生駒RC 北田良嗣様  生駒RC 坂本成彦様  奈良西RC 国友正道様

ニコニコ箱 本日計61,000円 累計418,000円

(高木伸夫君)

 箸尾様、本日の卓話ご苦労様でございます。誕生日をお祝いいただきありがとうございます。

(有井邦夫君)

 箸尾G補佐の卓話ご苦労様です。

(清岡正教君)

 本日は増強月間で箸尾ガバナー補佐に卓話をお願いいたしましたところ、快くお引き受け下さりありがとうございます。前回ニコニコ、畑中委員長に金額が少ないと言われ今回は追加いたしました。

(北河原公敬君)

 やっと朝夕しのぎやすくなってまいりました。女子ホッケーチーム、アテネで2勝しております。勝数を増やして欲しいです。

(佐川 肇君)

 アテネオリンピックで大活躍の日本選手団に夢と感動をありがとう。ライフル射撃が一つでもメダルを取れたらもっと良かったのに。

(植村将史君)

 メダルラッシュの日本に大きな◎!ところで、女子マラソン2位の、ケニアのC・ヌデレバの髪型はどうなっているのでしょうか?ご存知の方は、 教えてください。

(藤野城市君)

 結婚記念日にお祝いをいただいて。’88年のソウルオリンピックに結婚して4回目のオリンピックです。選手同様にがんばっています。金メダル(男の子)3個です。

(北神徳明君)

 63年間走りつづけたこの身体、ここ数年前よりリコール対象部分が多発し、部品の取替えもままならない毎日。取替えは出来ないまでも、しっかり修理し少しでも長く使えるようにがんばります。

(橋本和典君)

 畑中様、先日の情報集会で本当にお世話になりありがとうございました。私の飲めない分、皆さん頑張ってイッパイ飲んでくれていました。お料理最高でした。恐らくイッパイ足が出たことと思います。奉仕の精神バンザイ。

(武藤廣茂君)

 誕生日のお祝いありがとうございました。

(冨川 悟君)

 残暑お見舞い申し上げます。急用でミニ親睦会参加できなくなりました。ごめんなさい。

(金星 昇君)(小橋宗文君)

 残暑お見舞い申し上げます

(石野捨雄君)

 ちょっとうれしいことがありました。

(平尾利雄君)

 長い間休ませていただきました。今後もよろしくお願いします。

(中村信清君)

 ニコニコ協力!!榧木さんへ。

次週の例会 9月7日

「新世代のための月間にむけて」地区新世代委員会副委員長 土堤内清昭様 (平城京RC)の卓話

会報・IT委員会 潮田悦男、高辻良成、藤井正勝、向井 毅、西田考作、小池恭弘、谷口善之、矢野正美