Nara Omiya RotaryClub

Club Weekly Bulletin 2004-2005 District 2650

No.1253(Vol.26) 2004/11/02 http://naraomiya-rc.jp

ロータリーを

祝おう

奈良大宮RC

クラブテーマ

CELEBRATE

ROTARY

大きな誇り

大きな奉仕

創立:昭和54年1月23日 例会:毎週火曜日 17:30

事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

会長:高木伸夫 副会長:福本良平 幹事:冨川 悟

四つのテスト

1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか

第17回例会プログラム(11月02日)(通算1253回)

 

 1.開会の点鐘 17時30分
 2.ソング 「国歌斉唱・奈良大宮ロータリークラブの歌」
 3.お客様の紹介
 4.会務報告 出席報告・ニコニコ報告・会長報告・幹事報告・委員会報告
 5.東京恵比寿RC御来訪 友愛例会
 6.閉会の点鐘 18時30分

第16回例会状況報告(10月26日)(通算1252回)

出席報告

R.C.は出席から

会員数

出席免除者数

出席者数

補填者数

出席率

1252回

69

17名

47名

90.38%

1250回の修正

69名

17名

37名

13名

96.15%

会長の時間

法諺 その9 −子の落度は親の責任−

 今日は、ガバナーがお見えでございます。ガバナーは、今年度の地区テーマを「築こう奉仕の第二世紀」、−未来を託す子等のために−とされ、ガバナーの方針を「日本の青少年育成問題」とされております。そこで、という訳ではありませんが、今日は、子が不始末を犯して他人に損害を与えたときの親の責任についてお話をさせて頂きます。

 「子の落度は親の責任」という法諺がございます。最近は、烏の鳴かない日はあっても子供の犯罪が報道されない日はないといっても過言ではない程、少年犯罪、少年非行が多発しております。当然その少年らには両親がおります。両親はこのような場合にどのような責任を負うのでしょうか。それについて考えてみましょう。刑事上、民事上の責任が問題とされますが、刑事上の責任は、子供自身については、子供が14歳未満の場合は刑事上の責任は問われません。同歳以上になれば、刑法、少年法等によって一定の範囲で刑事上の責任が問われます。親はどうでしょうか。社会的責任はともかくとして、親が子供の行為について刑事上の責任を負うということは全くありません。それでは民事上の責任はどうでしょうか。民事上の一般原則として、加害行為を行って他人に損害を与えても、その加害行為について故意、過失がなければ責任はないという大原則「過失なければ責任なし」があります。これを「過失責任主義」といいます。この原則は同時に、人は自分の行為についてのみ責任を負い、他人の行為について責任を負わされることはないという「自己責任主義」を表明するものでもあります。しかし、この「過失責任主義」、「自己責任主義」を厳格に貫き、他人の行為については一切責任を負わないということになると少し問題が生ずることになります。その一つが、子(幼児・少年)が他人に損害を与えた場合です。道義的には親に責任を問いたいですね。法律上はどうでしょうか。自己の行為が違法なものとして法律上非難されるものであることを弁識する能力、これを責任能力といいますが、責任能力がない場合は子供に責任を問うことはできませんが、これがある場合は子供に責任を問うことができます。責任能力は普通に成長している子供の場合は12、3歳ぐらいで備わるようになるとされていますから、この年齢あたりが子供が民事上の責任を負うか負わないかの境界ということになります。先ほど述べました過失責任主義、自己責任主義からすると、子供が責任を負うか否かに関わりなく、親には責任を問うことができませんから、子供が責任を負わない場合、被害者は誰にも責任を問うことができず、被害者は天災と思ってあきらめる外ないことになります。それではどうも納得ができません。そこで、このような場合、親が子を監督する義務を負っていることに着目し、この監督責任を怠ったということで親に責任を負わせることとしているのです。民法は未成年者が責任能力を欠く場合は、親がその賠償義務を負うことを規定しています(民法714条)。但し、この親の責任は、親が監督責任を怠らなかったことを証明すれば免れることになっております。しかし、親のように全ての生活面で子を監督する義務のある場合は、この免責事由が認められることは殆んどありませんので、親は無過失責任に近い責任を負うことになるのです。次に子に責任能力がある場合はどうでしょうか。前述の親の責任についての民法の規定は子供に責任能力のない場合の規定ですから、責任能力があれば子供が損害賠償責任を負い、親は責任がないことになります。しかし、これも納得ができません。子供に責任があるといっても、子供には賠償能力がないからです。そこで、子供が責任を負うときでも、親が監督責任を著しく怠り、その監督上の不注意と損害との間に因果関係が認められるときは、親自身にも子供と共に責任を負わせるべきであるとして、親の責任の範囲を拡大する考えが強くなっております。最高裁判所はこの考えをとっています。親が「子の落度は親の責任」という法諺を理解し、監督義務を十分尽くすようになれば、少年非行のいくらかは防げるようになると思われますが、如何でしょうか。

神谷保男ガバナー 公式訪問 2004年10月26日(火) 於:奈良ホテル

クラブ協議会

 

会報・IT委員会、高辻さんのオペレーティングのもと、リアルタイムでプレゼンテーションをしながら、和気靄靄とした雰囲気の中、クラブ協議会が進行いたしました。

 

ガバナーアドレス

 

 今日は公式訪問ということでお伺いをさせていただきました。大変ご丁重なお出迎え、またおもてなしに厚く感謝を申し上げます。
 去る7月18日の福井地方の豪雨、水害に際し、早速義援金をお送りいただきまして誠にありがとうございました。集計を行いましたところ、地区内外より860万 円ほどになりました。パストガバナーの会や、ガバナー補佐会、福井県の会長幹事会などで色々協議を重ねていただき、300万円を福井県知事へ、福井東ロータリークラブの事務所が水没してコンピュータ等が全部駄目になりましたので 、そこに140万、残りを床上浸水された方が64名おりましたので、均等に割って、お一人6万円ぐらいになったかと思いますが、全てお配りさせていただきました。大変遅くなりましたがご報告を兼ねて御礼を申し上げます。
 このたびの23号台風による水害、地区内では舞鶴、宮津、小浜等でかなり被害が出ています。宮津はちょうど50周年記念があったのですが、それも延期になりました。地区外では豊岡がずいぶんひどいということ、今度はまた矢継ぎ早に新潟の地震です。これも地区としてどのように対応するかということで、23号台風の水害、新潟県の震災という二本立て で、皆様からのお志を頂こうかという話になっていますが、こちらに参って早速皆様から頂戴いたしました。厚く御礼を申し上げます。地区内の第一号ということでお預かりいたします。
 奈良大宮ロータリークラブ様は、1979年奈良ロータリークラブのスポンサーにより創立をされました。チャーターメンバーは22名で、現在は70名に増強されております。1984年にはスポンサーをされて平城クラブを設立されております。クラブ創立以来、地域にまた国際社会に堅実な奉仕の 実績をあげられ、ガバナー特別賞、或いはRI会長賞などを受賞されて、ロータリーの道を力強く歩んでおられますことに心から敬意と感謝を表します。地区 へはガバナー補佐として箸尾文雄様を始め、土谷宗一様、中井克彦様、中嶌大様、高辻良成様に地区委員としてお力添えを頂いており、深く感謝申し上げます。
 今年度はロータリーの創立100周年の年です。ただいま会長様に鳴らしていただきましたこの鐘は、アナハイムで私が求めました100周年の鐘です。はるばる太平洋を渡って送られてきました。私のクラブ公式訪問と一緒に94クラブを周り、100周年をお祝いすると共に 、94クラブの連帯感を持っていただくという意味を込めています。今年度のRI会長、グレイン・E・エステスのテーマは「ロータリーを祝おう」であります。1905年にポールハリスを中心としてたった4人ではじめたロータリーですが、100年の時を越え、今や166カ国3万1千余クラブ、会員数121万を擁するまでに増強拡大を遂げてまいりました。世界人類の理解と平和を目的として、奉仕を行う団体として100年を迎えるのは 、ロータリーが最初です。このことはロータリーの理念、活動の正しさ、またそれを正しく引き継いで来て下さった私どもの先輩の功績であります。我々は諸先輩を 称えると共に、これからの100年を如何に進むべきかということを考える責任と義務があると考えています。グレイン・E・エステス会長は、過去の成功の自己満足でなく、現在の困難への新たな危機感を持ってロータリーを祝おうと申しております。そして強調事項が4つ、 1.「識字率の向上」、2.「保健対策」、3.「清い飲み水」、4.「ロータリー家族」です。そして更に100周年の三大目標があります。ポリオプラス、ロータリー財団、会員増強です。以上7項目ですが、特に5項目は国際的人道的奉仕に力を入れて下さいということに他なりません。今、世界62億の人類の中で 、約20億の人が読み書きが出来ません。貧困にあえぎ、飢餓状態から飢え死にしていく人が一年間に2000万人います。病気になって薬ももらえず、飲み水すらなく 、泥水をすすっている人が10億人を越えています。毎日6千人の子供が飢えと病気で亡くなっていく現状です。また紛争が絶えないために、銃を持って戦場に 駆り出されている少年が約30万人いると言われております。これらは豊かな日本にいて想像の出来ない、実感の出来ないことであります。2650地区は 、これまでも、東南アジアに対してポリオプラスなどのミッションを行ってまいりました。今回もまたラバウルで奉仕を行うことで準備を進めているところです。
 ところでロータリアンの皆様方、かけがえのない日本の子供たち、年毎に悪くなっていく子供たちを如何お思いでしょうか。東京都立大学の前田教授によりますと、30年前、日本の犯罪は成人と少年の犯罪が1対1でした。30年後の現在、少年犯罪は 、成人の犯罪の10倍になっています。何とかしなくてはと多くの人たちが危機感をもちながらも、坂道を転げ落ちるように悪くなっています。それがあまりに大きな問題であり、原因として色々な要素が考えられるため、お互いに責任を感じず、教職者も親たちも社会の人々も 、自らの非を認めようとしません。しかし、本当は全ての人に責任のあることなのです。私たちは今こそ自分の足元を見るべき時です。ロータリーも青少年問題に取り組むべき時期がきていると思います。たとえそれが手に負えない と感じられ、無力感を覚えたにしましても、勇気とやる気と根気で頑張らねばならないと思います。青少年は国の未来を左右し、根幹をなすものであります。現在の日本の子供たちは、識字や保健、飲み水の面では世界で最も恵まれています。今、一番大切なことは「心の教育」であると思います。日本の未来を託す子供たち を、清く正しく育てるために奉仕することは、日本のロータリアンにとって大変意義深く大切なことだろうと考えています。本年度は青少年の育成問題について、各クラブの会長、新世代委員会の皆様を中心として取り組んでいただきますよう 、お願いを申しております。
 さて今年度はポールハリスがロータリーを創立して100周年という記念すべき年ですので、ここでロータリーの原点とはというお話をさせていただこうと思います。
 私がガバナーにならせていただくと一昨年確定しましたときに、何を勉強すればいいかと考え、私なりに「ロータリーの友」を読み返してみようと思いました。20年分の「ロータリーの友」を出し、新しい方から古い方へと逐次読んでいきました。一年分が12冊、20年分で240冊。私はまだ患者さんの診療を毎日続けておりますので、なかなか進みませんでしたが、昨年の12月にようやく全て240冊読み終えることが出来ました。読んでいくうちに、ロータリーの原点は何々である、あるいは何々こそロータリーの原点であるということが時々出てきました。例えば、フェローシップ、友情こそロータリーの原点である、或いは職業奉仕がロータリーの原点、例会こそがロータリーの原点、アイサーブが原点、調和と奉仕が原点など 、実に様々です。私はいずれも最もな考えであると思いました。
 さて、皆様方はロータリーの原点についてどのようにお考えでしょうか。少しだけロータリーの歴史の始めのところを復習したいと思います。ポールハリスは弁護士になって、シカゴの町に住むようになりました 。しばらくした時、自分が祖父母に育てられたバーモントの田舎を思い出しました。ご存知かと思いますが、ポールハリスはお父さんが事業に失敗し、そのため三歳の時に二歳年上の兄と共に 、バーモントに住む祖父母の家に預けられています。そこで大学へ入るまで育てられました。祖父母は大変慎ましやかな、正直な、時には厳しい人であったようです。ポールハリスは自分が育ったバーモント、その村の純朴純真な村人、心をお互いに通わせて生活している人々、あのような仲間が欲しいと思ったのです。そしてご承知のように 、三人の仲間と共にロータリーを作りました。この三人の仲間はシカゴ生まれではなくて、田舎から出てきた人たちです。その後、1935年、30年経ってポールハリスはフィリピン、マニラでの第5回ロータリー世界大会に出席しました。その途上、船で太平洋を渡り、日本に立ち寄りました。太平洋の海が大荒れにしけたために、三日遅れて横浜港に入港し、そこから東京に汽車で向かいました。東京帝国ホテルで記念 植樹をしています。そして横浜に戻り再び船に乗って今度は神戸へ向かいました。神戸で船を下り、半日は大阪、半日は京都を周りました。そしてまた神戸からフィリピンに向かいました。この日本への訪問が、ポールハリスにとって最初の来日であり 、最後となりました。この時、日本のロータリアンがポールハリスに尋ねたそうです。「ロータリーを作られた動機は何でしょうか」。ポールハリスは「ただ寂しかったからですよ」と答えたそうです。これは単なるセンチメンタルの言葉ではなく、人は一人で生きてはいけない、親睦を求める仲間を必要とする、という深い洞察によるものと解釈すべきです。1905年にポールハリスが最初にロータリーを設立した時の、「ロータリーの目的」があります。それは「親睦と相互扶助」でした。「親睦と相互扶助」この2つを掲げて会員を募りました。約1年が経った頃、ある会員が、友人のロナルドカーターという人に入会を勧めました。カーターは、「ロータリークラブとは何か」と聞きました。友人はそれに答えて「親睦と相互扶助の会です」と答えました。それを聞いたカーターは「そのような会は社会に存在する意味もなければ 、永続性もないだろう、私は入会しない」と拒否したのです。これを聞いたポールハリスは色々と悩み、考えました。そして、「親睦と相互扶助」に「奉仕」を加えました。この「奉仕」ということに、シカゴクラブの会員が、猛反対を始めたのです。そしてクラブの中が二分されて論争が始まりました。2、3年たって 、ようやく親睦と奉仕ということで一旦収まったのですが、今度は親睦と奉仕のどちらを優先するのかということで再び揉め始めます。ポールハリスは、最初、奉仕を親睦よりも上に置こうと考えたようですが、結局同じ高さにするということで 、やっとクラブ内も収まりました。それが8年経った1913年であったといわれています。この「親睦と奉仕」ということで、ロータリーは世界に向かって発展をするのです。そして40年が経ち、世界中でクラブ数が非常に増えました。1945年(昭和20年)、この年にポールハリスは本を書いています。その本は、「ロータリーへの私の道」という題で、副題が、「ある少年の物語、バーモントの田舎、そしてロータリーへの道」でした。自分が育てられた田舎の村人の温かさ、寛大な心、友情に厚く人種や宗教を差別しない心、これが私の少年時代の心であったと述べています。この少年時代の心が原点であり、親睦を求める心、それがやがてロータリーを創設して、親睦と相互扶助と 、そして更に親睦と奉仕に変わっていったわけです。このように考えますと、少年のような心、これがロータリーの原点の、その更に源にあるのではないのかと思います。私は、少年のような心、これを豊かに保持している人、感動する心、人を敬い愛する心、そして何かを作り出す、創造する力を呼び起こすものと思います。「親睦と奉仕」、その原点にポールハリスの「少年のような心」があると私は考えています。皆様方はいかがお考えでしょうか。またお聞かせいただければ幸いに存じます。
 次に、ロータリーの仕事とは何かというお話をさせていただきます。夏目漱石の小説「草枕」に、山に登りながら考えた、人の世を作ったものは神でもなければ鬼ではない、やはり向こう三軒両隣にうろうろするただの人であるという有名なくだりがあります。世の中は人間で成り立っています。ロータリーを考え、ロータリーを作ったのはポールハリスです。そのポールハリスは、人間であります。マザーテレサという人がいます。マケドニア生まれで修道院で修行し、インドの貧民 街に移りました。そこで食べる物のない人、病気の人、何千何万人を救いました。ノーベル平和賞でいただいたお金も、全て貧しい人のために使いました。そして87歳の 生涯をインドの貧民街で閉じるわけです。この方も人間です。先日ロシアのチェチェンで子供たちを閉じ込め、3日間一滴の水も与えず逃げた裸の子供を背中から銃で撃ったのも人間です。日本で3歳と5歳の子供を生きたまま 橋の上から放り投げて殺したのもまた人間です。一体人間とは如何なものでしょうか。人には心というものがあります。この心によって価値観が生まれます。この価値観によって人は行動を開始します。人を救うのもその人の価値観、人を殺 しめるのもその人の価値観です。人の心をいかに動かし、その人の価値観を愛や善意、 寛容や奉仕へと導いていけるかどうか、それが世界平和への鍵となると私は思っています、そのために人間が生まれたときから持っている利己心と多少の思いやりの心、その心を利他の心に導いていけるかどうか、利己心を利他の心を持つ人に導いていけるかどうか、これがロータリーの仕事であると私は信じております。
 次に優秀クラブ、立派なクラブになるためには何が大切か。優秀クラブ、立派なクラブには色々基準、標準がありますが、私は何よりも先ずクラブ方針が最も大切だと思います。例えば例会プログラム、これが充実している。会員増強が順調に進んでいる。クラブの雰囲気楽しい。クラブ会報が充実している。新しい会員への配慮がなされオリエンテーションがきちんと行われている。これらはすべてクラブ奉仕委員会の仕事であります。その上で、職業奉仕に熱心である。職場の倫理道徳を高める活動をしている。或いは青少年に向けての就職・職業案内を行っている。更には、社会奉仕活動に積極的である。環境保全、麻薬覚せい剤などから市民を守る。高齢者、青少年のために一緒になって活動をし、更に国際奉仕、世界奉仕活動に勤しんでいる。これらが大切ではないかと思います。中でも特に、 それぞれの地域での活動が重要だと思います。地域の中で信頼され、感謝され、そして尊敬されるロータリーでなければならないと思います、国際赤十字やWHOなどの世界機構と活動の大きさを競うことがロータリー本来の姿ではなく、もっと地域に密着した姿勢で臨むべきだと考えています。
 先ほど日本の保健の問題は世界で最も進んでいるというふうに申し上げましたが、HIV感染が特に10代、20代の若い人に増えてきています。この現実は疎かには出来ません。まだこれといった治療薬もありませんので、蔓延しますと亡国の病気です。世界で最も深刻なのはアフリカ、南アフリカです。南アフリカに生まれ、その悲惨な地域を逃げ出してアメリカに渡った子がいまして、彼女がいろいろ勉強して映画を作りました。その映画が賞を受けたのですが、彼女は現在、亀岡へ留学生として来ています。高校生で19歳です。今度の地区大会で敦賀に参り、1日目の新会員セミナー、それに続いて彼女の映画とお話です。時間の許す方はぜひ彼女の話を聞いていただきたいと思います。
 それでは最後になりますが、ロータリーの究極の目標は、世界人類の理解と平和です。従いまして国際奉仕に重きをおくということは当然のことであります。しかしながら、私たちは日本のロータリー、日本のロータリー会員です。日本のことを疎かにするわけには行きません。特に現在、青少年の育成問題がこの一つだと思います。ポールハリスは自国の忠実、自分の国の忠実な市民たれということを述べています。ロータリアンは、自国の忠実かつ勤勉な市民となることを期待されています。このことはロータリー創立以来 決して変わらない鉄則でございます。
 親愛なるロータリーの皆様に以上を申し上げまして、ガバナーアドレスを終了させていただきます。

 

右から

 

ガバナー        神谷保男様

ガバナー補佐   箸尾文雄様

地区幹事長     刀根荘兵様

 

義援金寄付

 

相次ぐ災害で被災された方々のお役にたてればと、地区に義援金をお送りいたしました。

会長・幹事・委員会報告

幹事報告

 例会臨時変更及び休会のお知らせ
 王寺ロータリークラブ
 《例会変更》
 日時:11月16日(火)(11月21日(日)地区大会参加のため)
 ◎ ビジター受付は、11月16日(火)12:00〜12:45までNTT王寺営業所1Fで行います。
 《例会休会》
 日時:11月23日(火)(法定による)
 ◎ビジター受付は行いません。
 

県下ゴルフ実行委員長
 9月28日の県下ゴルフクラブ親睦大会に参加いただきました皆様からご賛同いただきまして、チャリティーのお金と収支報告の残金の合計294,579円に加え、中條さんより5,425円の募金をいただいた合計30万円を、台風23号水害被災、新潟県地震被災に対して会長からガバナーにお渡しさせていただきたいと思います。
 なお、これをもって本実行委員会を解散させていただきます。

「労働に学ぶ」 10月23日(土) 12:00〜15:00 於:奈良市立三笠中学校

 毎年、奈良市立三笠中学校では、総合学習の一環として「仕事」について考えようという授業を行われます。奈良大宮ロータリークラブはこの授業を全面的にバックアップし、クラブ会員企業から講師を派遣することにより、「労働に学ぶ」に13講座を開講いたしました。当日は、会員のみならず、会員企業の従業員のみなさまにもご奉仕いただき、無事に終了することができました。  新世代委員会

会長挨拶

奈良市立三笠中学校

「弁護士」

「レストラン」

「書籍」

「自動車整備」

「土木設計」

「ホテル」

「医療」

「銀行」

「保育」

「写真技術」

「通信」 「瓦製造」 「福祉介護」

お客様の紹介

ニコニコ箱 本日計129,000円 累計914,000円


(国際ロータリー第2650地区ガバナー         神谷保男様)
(国際ロータリー第2650地区ガバナー補佐  箸尾文雄様)
(国際ロータリー第2650地区幹事長           刀根荘兵衛様)

(高木伸夫君)
 神谷保男ガバナー、箸尾文雄ガバナー補佐、刀根荘兵衛幹事長のご来訪に感謝し、ご指導ご助言賜りましたことに衷心より御礼申し上げます。 三笠中学校における「労働に学ぶ」では会員の皆様に大変お世話になりました。深甚なる感謝と御礼を申し上げます。

(北河原公敬君)
 神谷保男ガバナーのご来訪を歓迎申し上げますと共に、台風23号および新潟中越地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

(中條章夫君)(福本良平君)(小西敏文君)(深沢文雄君)(成田 積君)(扇谷泰之君)
(有井邦夫君)(植倉一正君)(武藤廣茂君)(多田 実君)(矢追家麿呂君)(中村信清君)(中嶌 大君)(小橋宗文君)(徳矢和士郎君)(中井一男君)(小池恭弘君)(藤井正勝君)(服部雅俊君)(坂本高彦君)(平尾利雄君)(潮田悦男君)(藤川保雄君)(矢野正美君)
 神谷保男ガバナー公式訪問を心から歓迎いたします。

(中井克彦君)
 神谷ガバナーをお迎えして。先日、国際交流委員会主催の国際奉仕委員会で土谷国際奉仕委員長にはご無理をお願いいたしました。誠にありがとうございました。

(渡辺英孝君)(畑中利久君)
 ニコニコ協力。ガバナーようこそ。

(植村将史君)
 先日は、三笠中学での「労働に学ぶ」に多大なご協力をいただき、ありがとうございました。無事に終了いたしました。

(辻岡良一君)
 先日の三笠中学での「労働に学ぶ」では、諸先輩方の見事な講演ぶりに感服いたしました。

次週の例会(11月09日)卓話 ロータリー財団学友 塚本有紀様 

会報・IT委員会 潮田悦男、高辻良成、藤井正勝、向井 毅、西田考作、小池恭弘、谷口善之、矢野正美