「労働に学ぶ」

10月23日(土) 12:00〜15:00 於:奈良市立三笠中学校

主催:新世代委員会

(少し大きめの写真一覧はこちらをご覧ください)

 毎年、奈良市立三笠中学校では、総合学習の一環として「仕事」について考えようという授業を行われます。奈良大宮ロータリークラブはこの授業を全面的にバックアップし、クラブ会員企業から講師を派遣することにより、「労働に学ぶ」に13講座を開講いたしました。
奈良大宮ロータリークラブ
会長 高木伸夫


 三笠中学校1年生の皆さん、今日は。一言ご挨拶申し上げます。
皆さんはきっと、ロータリークラブて何やねんとおっしゃるだろうと思います。そこで少し、ロータリークラブの説明から始めましょう。
 ロータリークラブと申しますのは、社会に奉仕することを志す実業人、専門職業人を会員として組織され、人類の幸福と社会の繁栄を願ってさまざまな奉仕活動を行っている団体です。会員は原則一業種一人ということになっております。
 ロータリークラブは1904年にアメリカで産声をあげました。今年度は100周年に当ります。現在、世界166ヶ国に約32,000のクラブがあり、会員は120万人強を数えております。日本では2,328のクラブがあって、会員数は約103,000名であります。また、奈良県下には13のクラブがあり、会員数は800名強となっております。因みに、私達奈良大宮ロータリークラブは1979年に誕生したクラブでありまして、昨年25周年を迎えました。会員数は現在69名であります。
 さて、奈良大宮ロータリークラブでは、奉仕活動の一つとして、1998年から毎年「労働に学ぶ」という企画で三笠中学校の皆さんに、限られた職業ではありますが、それぞれの職業の一端に触れて頂き、その職業の概要を知って頂くことは勿論でありますが、それ以上に、その職業に就く人達がどのような思いで仕事をしておられるのか、自分の職業にどのような誇りを持っておられるか等を学んで頂くことにしております。今回は17の講座を準備させて頂いておりますが、内13の講座は私達クラブの会員の皆さんによるものであり、残り4つの講座はクラブ外の皆さんによるものであります。いずれの講座も皆さんの全くのご奉仕によるものであります。
 日本は世界に冠たる先進国でありますので、数限りない、さまざまな職業に恵まれております。皆さんご存知のとおり、日本は職業選択の自由が保障された国です。皆さんは将来、自らの自由な選択によって、勿論そのためには努力が必要でありますが、自分の求める、また、自分に適した職業、或は自らが創り出した職業に就くことができるのであります。そして、職業は就くことができるということだけではなく、必ず就かなければならないものなのです。
 皆さんが将来、職業にお就きになるとき、またお就きになってから、今日学ばれたことを、何かの役に立てて頂くことができれば、また職業人として生きるための糧として頂くことができれば、私達奈良大宮ロータリークラブ会員としてはこれ以上の喜びはございません。皆様が将来立派な職業人となられることを期待して私の挨拶といたします。

   

「レストラン」 株式会社葉風泰夢 
「書籍」 株式会社藤井書房
「瓦製造」 株式会社瓦道
「通信」 株式会社エヌ・ティ・ティマーケッティングアクトみやこ
「ホテル」 株式会社奈良ホテル
「医療」 医療法人八甲会 潮田病院
「銀行」 株式会社 南都銀行
「保育」 社会福祉法人白鳩会
「写真技術」 株式会社トミカラー
「土木設計」 株式会社シードコンサルタント
「自動車整備」 株式会社梶本本店
「福祉介護」 社会福祉法人大倭安宿苑
「弁護士」 平城総合法律事務所

以下の講座は、中学校で手配されたものでが、紹介させていただきます

「レスキュー」
「警察官」
「テレビ放送」
「トリマー」