奈良大宮

ロータリークラブ

No.1334

Vol.28

2006/08/08

2006-2007/06

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:清岡正教 副会長:井上正行 幹事:小西敏文


  四つのテスト

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

  クラブ方針

・ 効果的な親睦活動

・ 会員の意識向上

・ 例会への積極的参加

・ 会員数の維持・増強

・ 成果ある奉仕プロジェクト

・ ロータリー財団支援

・ ロータリー情報の広報


例会プログラム 第06回08月08日 通算1334回

例会状況報告 第05回08月01日 通算1333回

  1. 開会の点鐘 17時30分

  2. ソング 「我は海の子」
  3. お客様の紹介
  4. 会務報告

  5. 新入会員卓話 中野久司会員

  6. 閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から 1333回 1331回の修正
会員数 67名 67名
出席免除者数 19名 19名
出席者数 40名 40名
補填者数 7名
出席率 83.33% 97.92%

◆ 第05回 08月01日の例会報告 ◆

卓 話

 

 会員増強月間卓話 会員増強地区委員 吉本義俊氏(京都山城RC)

 当地区は8年間連続して会員が減少しています。昨年度はマイナス8、一桁の減少に留まりましたが、この地区は8年間に合計1500人の会員を失いました。多い時には1年間で398人、約400人近く一気に減少したこともあります。ようやくここ数年で歯止めがかかってきましたが、先ほど申し上げたマイナス8という数字も、新しいクラブが2つ出来たからマイナス8で留まった、つまりこの2クラブで68名という拡大があったおかげで、会員増強がマイナス8で止まったことになるのです。純然たる既存のクラブの増強は依然厳しい状態が続いています。
 増強は各クラブが行っていますので、地区は増強を行うクラブのバックアップを行わなければなりません。クラブのために何が出来るか、それが地区の増強委員会の役割です。今、地区を10グループに分けて地域会議をやっていますが、今年も皆さんから非常に厳しいご意見をいただきました。私は増強とはロータリー問題そのものだと思っています。新しい方に入会していただこうと思うと、まず事業内容や歴史などクラブの活動について、ロータリーについて説明しなければなりません。ということは国際的な話、地区の話、クラブの話、すべてを話すことが出来なければならないということです。まさに、ロータリー問題そのものであると思います。ロータリーとは何かということを、一人ひとりが理解してないと人にはすすめられません。結局、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーをどう見るかが基本になるのではないでしょうか。
私は、ロータリーは素晴らしいところだと思っています。その素晴らしさを現在のロータリアンがもっと理解するように努力しなければならないと考えています。私は、ロータリーは理論的にもシステム面でも、人類が考えた最高の組織じゃないかと思います。世界平和、思いやり、
寛容、そのような人生哲学を目標とする他、奉仕活動や国際的な活動、地域の活動も行っています。こういう組織はロータリー以外にないのではないでしょうか。しかも100年も続いています。国連のような組織では、国と国とのぶつかり合い、国益のぶつかりあいがあります。しかしロータリーには国と国のぶつかり合いがありません。私が家内と二人で初めて世界大会に参加した時、各国旗入場の際に、国旗が入ってきたのを見て手を叩いて注意をされたことがあります。「ロータリーは国の意識を持ったらあかん、だから手叩いたらあかんねんで」と。確かに私と家内以外に、手を叩いた人はいませんでした。つまり国家意識は関係ないのです。国連もロータリーも世界平和を目指していますが、国家間の争いはロータリーには存在しません。これこそ、非常に素晴らしい国際的な組織ではないでしょうか。そして国際的な活動と地域の活動、両方の奉仕活動をやっているのもロータリーだけだと思います。私たちロータリアンは、もっとロータリーに入っていることに誇りを持たなければならないと思います。私たち自身がまず理解を深めていかなければなりません。
 日本は1921(大正10)年、米山梅吉さん、福島喜三次さんの尽力の下、東京ロータリーが出来ました。元RI理事の菅生浩三さんという方が、日本のロータリーについて、非常に的確に分析した小レポートを出しておられます。 菅生浩三さんは、日本のロータリーが出来てから今日に至るまでの経過を見て、「日本のロータリーは全然進歩していない」と分析しておられます。ご存知のとおり、世界のロータリーは時代に合わせて変わってきました。職業奉仕から始まり、社会奉仕、国際奉仕と時代にあわせて変わってきています。しかし、日本のロータリーは東京ロータリーが出来た頃のままのシステムなのです。日本のロータリーは当初、大企業の経営者だけで作られましたが、現在では中小事業の経営者、中堅の専門職の会員が増えています。しかし、クラブという入れ物は変わっていないのです。そのことを 菅生浩三さんが鋭く指摘し、会員減少の原因はそこにあると述べています。日本のロータリークラブが変わらない限り、会員は増えない、と。そこでいくつかの具体的な提言もなさっています。まず、ロータリーには「ホテルでお昼ご飯を食べている」というイメージがずっと続いています。奈良大宮クラブの例会は毎週夕方ですが、これは新しいタイプのクラブです。この数年に地区で出来た新しいクラブも、みな例会は夕方です。ところが大多数のクラブはホテルの昼食会ですから、この体質を変えない限り会員は増えないでしょう。私もやはり既存のクラブが変わらないと増強に結びつかないと思います。
 そこで私は、「変革なくして増強なし」と言っています。当地区では、平井ガバナーの英断で今年度からCLPを導入しました。CLPはクラブ活性化のためにRIが示したクラブの管理組織、奉仕活動のあり方です。つまりクラブが変わらなければならないと言っているのです。私は、CLPは全国的に今年度から導入されたと思っていたのですが、尼崎で開かれた「ロータリーの源流」というセミナーに参加して大変驚きました。この会には全国および韓国からも参加者があったのですが、なんと、どこもCLPをやっていないのです。うちの地区だけなんですね。そこで要請されて、私と一緒に参加した敦賀の刀根さんがCLPについて報告をされました。どこのクラブもまだ様子見のようです。先般、平井ガバナーが公式訪問に来られた時にその話をしたら、「ええことは先にやるねん」とおっしゃっていました。その通りだと思います。CLPを地道に各クラブが実行すれば、クラブが変わっていく、クラブが活性化していく、そして増強につながっていくと私も思います。
では、具体的にどこを変えるのか。まず、以前から女性会員の話が出ています。世界には12%の女性会員がいますが、日本は3%です。少しずつ増えてきているものの、古いクラブほど女性に対しては拒否反応が強い。しかし最近、京都の伏見ロータリークラブというクラブにも女性が入会しました。年度初めの第1回の理事会で、増強の基本方針として「性別を問わない」「年齢を問わない」「国籍を問わない」の3つを決定し、それを実行されたのです。「国籍を問わない」は実行できませんでしたが、女性会員と若い会員が入会し、見事に増強に成功しました。古いクラブでも自分で変えて行こうと努力したクラブは増強につながっているのです。この 奈良大宮クラブも勢いがあると思います。約70名の大きなクラブで、過去の先輩方が努力されたのでしょう、会員数の推移グラフなどという詳細な資料は普通なかなか作れません。このようなことがきちんとできるということは、クラブの組織運営の基礎が出来ているからだと思います。クラブのきちんとした体質、しっかりした基礎があれば、奉仕活動だけでなくクラブの運営そのものもきちんとしたものが出来て、それが増強につながっていくのではないかと私は思います。
 若い人と女性が入れば間違いなくクラブが変わります。福井あじさいRCと福井水仙RCは会長が女性です。若い人と女性の目が入ることで、この男性社会の状態のクラブも変わります。奉仕活動には女性の目が大切です。女性の目をクラブに生かせれば間違いなく変わっていくし、それが増強につながっていくと思います。しかし、増強のためだけに女性を入れることはまた違うと思います。男性でもロータリアンにふさわしい人がいれば入ってもらうわけですから、女性でもふさわしい人がいれば入ってもらえばいい。女性だということで特別な目で見ないことです。奈良は大きな都市ですから、きっと女性で適切な方がいらっしゃると思います。ぜひ女性に入会していただきたいと思います。
 もう一つ、これは若い人という点とは反対になりますが、定年退職者の入会です。これから団塊の世代が大量に定年退職します。定年退職者でも、現職のときの職が職業分類で通用しますし、定年退職者で元気で経済的な余裕がある人の入会ということも、今年の増強の一つの柱ではないかと思います。
 しかし、やはりクラブの運営、クラブの活動が要です。私がテーマに掲げました「変革なくして増強なし」ということになるのではないかと思います。かつて、こちらのクラブの小池さんが地区の増強委員長の時、地区の全会員を対象にしたアンケートを実施されました。会員退会や会員減少の理由は何かと会員全員に問うたところ、結果は「不況」が30%で、残りの70%は「クラブ運営」だったのです。その内容は、経済的な負担、作業活動・奉仕活動の負担の他、時間的な負担、つまり毎週の例会が負担というこの3つの負担で辞める。あとは人間関係や「クラブに魅力がない」「奉仕活動というけれど格好だけではないか」などすべてクラブ運営に関わる話です。クラブ運営がイヤで辞めていく人がこんなに多い、ということをアンケートの結果が如実に物語っているのです。
 とにかく増強はなかなか思うようには進みません。平井ガバナーは「僕は拡大拡大とあまり言わないようにしている」と、そして「既存のクラブが変わって会員増強につながる、これにこの一年間徹する」とおっしゃっていました。CLPを一年間でどこまで定着させるか、しかしこれは一年で終わるものではありません。来年再来年とつながっていきます。CLPを各クラブがどう取り入れて、どう実行し、効果を上げていくかが求められると思います。
増強は、結果としては「数」ですが、単なる「増加」ではありません。増強の「強」は強化、質的な部分を指しています。数も大切ですが、数だけを増やすことではなく、クラブの質、活性化が大切です。結論はCLPに行き着くと思います。そしてこれを各クラブが具体的に実施に移せば、必ず増強につながっていくと私は考えています

 

 

 

 

会長・幹事・委員会報告

会長報告
 本日は、本年度第2回の定例理事会を開催いたしました。審議事項としての報告が5つあります。1番目は「アクトの日」の登録に関して、本年度は登録いたしません。次に、「青少年交換学生募集」についても、本年度は募集を行いません。3番目、東京恵比寿ロータリークラブとの交換卓話については、本来10月31日の予定でしたが、来年5月22日(火) に変更させていただきます。4番目として、恵比寿ロータリークラブから交換卓話で来訪されるのは、2007年3月13日の予定です。最後に、先般7月20日の防犯パトロール巡回出発式の参加者をメーキャップ扱いにすることを承認いたしました。以上です。

幹事報告
 東京恵比寿ロータリークラブより会員名簿が事務局に届いております。個人情報につき取り扱いにはぜひとも注意していただきたいと思います。
会員増強委員長
 本日から増強月間・拡大月間ですので、本日は地区から吉本様をお招きして増強について卓話をいただくことになっています。状差しにお入れしたレジュメに掲載した奈良大宮ロータリークラブ会員推移平均年齢は、創立 より本年度までの推移のグラフです。会員数については、私たちのクラブは平均70名で推移しています。恐らく奈良県において、このようなグラフを形成出来るクラブは他にないと思います。会長、幹事、役員、皆様のご協力により、こうして増強出来ています。しかし、平均年齢はあがっており、60歳を超えました。これを下げるためには相当に若い会員を入れなければ難しくなります。ぜひ若い会員を増強していただければと思います。また会員の入退会数については、最高で11名入会した年が2回ありました。最後に、会員増強のアンケートについては必ずご提出をお願いします。結果は月末の情報集会の参考資料にしたいと思います。女性会員の問題についても、ぜひご意見をお願いします。
会員組織常任委員長
 第1回の情報集会を会員組織委員会が担当しています。本日、皆様の状差しに日程およびメンバー表を入れさせていただきました。今回の出席メンバーの組み合わせについては、会員年齢表からピックアップし、バラエティーに富んだ年齢層で構成できるようにいたしました。テーマは「会員数を維持し増強をはかる」です。これは現会長の4大重点目標の1つです。副班長には当日必ず出席していただいて、記録等をお願いします。なお3班班長の中嶌さんがこの日ご都合が悪いとのことなので、私が代わりにつとめさせていただき、副班長もメンバー表では3班が橋本さんになっていますが、表の中で4班の副班長になっている福本さんと交替します。3班の副班長が福本さん、4班が橋本さんとなります。 全員のご出席および活発なご討論をお願いします。
親睦活動委員長
 新入会員歓迎ミニ親睦会について少し変更があります。日時は来週8月8日(火)、時間は例会終了後すぐです。場所は奈良ホテル内「桐の間」で、費用は3,000円です。
また第一回親睦ゴルフコンペは、9月14日(木)島ケ原カントリークラブで開催します。多数の参加を期待しています。
会計
 督促の連絡です。第1回例会日に会費請求をさせていただきましたが、現在8名の方が未納です。お忘れのようでしたら、もう一度確認の上、ご納入よろしくお願いします。期限は8月15日です。

例会臨時変更及び休会のお知らせ
奈良ロータリークラブ
《例会休会》
日  時:8月10日(木)(定款第5条第1節(C))
◎ ビジター受付は行いません。
《事務局休局》8月8日(火)〜14日(月)
あすかロータリークラブ
《例会休会》
日  時:8月17日(木)
◎ 定款第5−1−3−(当クラブ定款)により、ビジター受付は行いません。
《例会変更》
日  時:8月24日(木)新世代委員会事業“むかしのあそび大集合PartU”のため
◎当クラブ事務局移転の準備により、申し訳ございませんがビジター受付は行いません。
国際ロータリー第2650地区ガバナー事務所 夏期閉所のお知らせ
ガバナー事務所は下記のとおり休みとさせていただきます。
(期間) 8月14日(月)〜8月16日(水)
(上記期間中の緊急連絡先)
大藤地区副幹事長 携帯090−1960−0022 自宅TEL075−315−0280 自宅FAX075−315−0120
生駒ロータリークラブ
《事務局移転のお知らせ》
 当クラブは諸般の事情により急遽、事務所・FAX番号を下記の通り移転・変更しましたのでお知らせいたします。皆様には多大なるご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
*事務所の所在地 〒630-0251 奈良県生駒市谷田町844-6 中谷ビルパートV 4F 寿興産株式会社内
* 新FAX番号 0743−75−7631(電話と同番号)
* E-mail: i-rotary@m3.kcn.ne.jp
* Club HP: http://www3.kcn.ne.jp/~i-rotary/
* 毎月/第1例会場 奈良市宝来4丁目18番1号 奈良パークホテル TEL 0742−44−5255
* 毎月/上記以外 例会場 生駒市谷田町1600番地 アントレ生駒(1)6階 TEL 0743−75−7631

ニコニコ箱 本日36,000円 累計324,000円

(小池恭弘君)
 2650地区、会員増強委員 吉本義俊様、本日の卓話ご苦労様です。よろしくお願いします。
(中井一男君)
 P・P会及びP・S会の皆様方、ご苦労様でした。来年もよろしくお願いいたします。
(矢追家麻呂君)
 畑中さん(PS会)お世話になりました。ありがとうございました。
(小西敏文君)
 今月もよろしく。
(北神徳明君)
 私が経営しております駐車場周辺道路が8月1日より駐車禁止になり、即満車になりました。ニコニコ。
(有井邦夫君)(植村将史君)
 暑中お見舞い申し上げます。
(畑中利久君)(山本尚永君)(鈴木浩之君)
 ニコニコ協力。
(小橋宗文君)(梶本佳昭君)
 今月もニコニコよろしく。
(橋本和典君)
 8月1日、正真正銘の「八朔」です。今年の収穫はどうでしょうか。豊作かどうかニコニコ同様気にかかります。それでは「ロータリアンいつもニコニコアイサーブ!!」

ロータリーのおもしろ情報

 

2.500%出席=月曜から金曜まで毎日、1ヶ年間例会に出席=を達成したロータリアンがいる!?
 那覇東ロータリークラブの藤田英一さんです。いつ達成されたのかは、ご本人も定かではないそうです。資料を調べればとは言っておられましたが…。(那覇東R.C.事務局)小生、平成5年9月に那覇ロータリークラブの例会で、この事を聞きました。藤田様に会ってその時の話を聞きたいものだと、那覇東R.C.を訪ねましたが出張中で欠席されていて会えませんでした。以後、メーキャップの機会も無くそのままになっています。

ロータリー情報委員会

本日のお客様
吉井一人君(奈良R.C)

次週の例会 8月22日 (8月15日は休会です)

卓話 「奈良市内の安全・安心を実現するために」 奈良警察署 署長 山口 功 氏

会報・IT委員会 増井義久、藤野城市、冨川 悟 
Webmaster 植村将史