バナーのいわれ

 

 奈良大宮区域のシンボライス・プラザに、平城宮跡がある。1300年まえに形成された統一国家の繁栄を、隣国の西 安に模して計画した都市づくりに顕現した。この平城宮跡の発掘によって発見され た古瓦の紋様に八重桜があった。

 今日、奈良市はこれをシンボルとして市章の中にとり入れている。デザインとしても現在、立派に通用する見事なものである。

 この瓦紋様をバナーの中央に表象し、左に平城京の大極殿(想定)を配した。また、国際ロータリー及び当ロータリー クラブの綱領に則り、その目的を推進するため、東大寺と共に、奈良の代表とされる鹿がステイすることなく、大いに活 動飛躍し、前進する姿を右に配した。生地の色は、奈良の枕詞である「青丹よし」のライトグリーンによって奈良大宮の地域を明瞭・適切且つ強く表現することとした。