奈良大宮

ロータリークラブ

No.1405

Vol.29

2008/02/12

2007-2008/31

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:成田 積 副会長: 小林一士 幹事:中村信清


  四つのテスト

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

 2007〜08年度

第2650地区のテーマ

 

『おもいやり』


国際ロータリー第2650地区
ガバナー 橋本 長平


例会プログラム 第31回02月12日 通算1405回

例会状況報告 第30回02月05日 通算1404回

1.開会の点鐘 17時30分

2.ソング「我らの生業」

3.お客様の紹介

4.会務報告

5. 新入会員卓話 野上利樹会員・平方貴之会員  

6. 閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から

1404回

1402回の修正

会員数

72名

70名

出席免除者数

19名

19名

出席者数

54名

57名

補填者数

4名

出席率

84.38%

93.85%


◆ 第30回 02月05日の例会報告 

 

三笠中学校 村内教頭先生


 昨年は三笠中学校におきまして一日土曜参観で「労働に学ぶ」を開催いただき、お世話になり有難うございました。生徒も一日いろいろな事を教わり、本当に大きな財産になって今後の将来に色々なものを残せたと思います。有難うございました。今、学校は地域とともに歩むというのがひとつ大きなのテーマであり、今年の教育長の話の中に「地域ネットワーク、学校支援事業」ということで地域の人たちといかに学校をやっていくか、学校は学校だけでは存在しなくなり、地域とともに一緒になって学校を作っていく時代に変わってきております。私も民間から入りまして丁度10ヶ月になります。今年一年はなかなか何も出来なかったのですが、来年はいろいろな事をやっていこうと思います。本日は皆様にお世話になりました「労働に学ぶ」の報告を社会科の教諭の白濱からさせていただきます。

 

 


 

「中学校1年生に送る仕事についてのメッセージ」 三笠中学校  白濱 毅 先生


 こんばんは、昨年の10月27日には本校「土曜1日参観」の1年生の「労働に学ぶ」に多くの講師を派遣していただきありがとうございます。長年の取組ではありますが、始めて13の講座すべてを増井様の協力や会長の成田様のおかげで無事に成功し、終了できたことを心より喜んでおります。
 僕は、今1年生で社会科の地理を担当していますが、教科書にも、「農業も林業も漁業だめ、工業も労働賃金の安い外国での現地生産に切り替わっている」と教えています。第3次産業だけが唯一伸びていると教科書通りで言うと教えなくてはなりません。しかし、現実に働いている皆様方から「そんなことはないんだよ、働くってことはね・・・」と言うことをわかってもらう取組が、「労働に学ぶ」のいいところなんだと思っています。
 先月末に、中国産冷凍食品から、毒入り餃子が出たとの報道があり、日本の「食」について考えさせられる報道がありました。「何を食べる」か、「何を信用する」か、について、考えさせられる出来事でありました。
 講師にきていただいた、桃谷楼の方が、「料理は美味しくなれという気持ちで作るんだ」とおっしゃっていたことを生徒の感想文より思い出しました。
 また、南都銀行の感想文から、「銀行は、多くの人から信用を得ているんだ」という感想文がありました。ヤクルトの子どもたちは、「乳酸菌は体にいいことがわかった。世界の人たちの健康と美容のために頑張ってください」という一文がありました。キリンビールの子どもたちは、「絶滅しそうな生き物を飼育していることに驚きました」とあります。ビールという事業を通じて環境問題に真摯に取り組んでおられるところに子どもたちは驚いたようです。豊沢酒造の子どもたちは、「酒造りは手間暇のかかる作業だと言うことがわかりました。一度もミスが許されないんですね」と締めくくっています。赤膚焼きの子どもたちからは、「この焼き物を使っている人を思い浮かべながら大切に作っている」という言葉に感動したと書いています。そして、当たり前のことですが「物は、誰かが大切に作った物、使う側の私たちもていねいに大切に使おう」と言う言葉が並んでいました。トミカラーの子どもたちは、「写真は、お客様の大切な思い出。粗末にしてはしてはいけない」と書いています。近鉄電車の講座に出た子どもたちからは、安全な運行についての話に耳を傾けていました。
 この子どもたちが、今自分の作っている製品、行っている仕事で、世の中の人が苦しむことがあるような製品は、作らないだろうし、世の中の役に立つ仕事をしてくれると思います。
 多くの子どもたちが、働くことは「心が大切だ」ということを学びました。福祉を選んだ子どもたちは、「この体験で車いすの生活をしている人の気持ちや介護をされている老人の方の気持ちがわかりました。いろんなお話を聞きたくさんのことを知ることができて嬉しく思います。」と書いています。保育園の講座で学んだ子どもたちは、「目を見て話をすることが大事なんだと言うことがわかった。」「コミュニケーションが大切だと言うことがわかった。中でもちゃんと返事をすることが大切なんだ、もっと積極的に大きな声で返事をしたい」と書いてくれました。
 潮田病院の講座に出た子どもたちは、「仕事は、相手のことを思いやることも大事だけれどまず、自分にしっかり体力をつけ、健康でいること」の重要性を学んだようです。
 NTTの方からは、未来に対する創造力の大切さを学んだようです。「こんな未来になったらいいなあ。」ということを「どん欲」に追い求める子どもたちが増えたら、もっと、暮らしよい未来が待っているかも知れませんね。
 最後に奈良ホテルの講座に参加した子どもが、「お客さんに笑顔を渡せるよう、喜んでもらえるような仕事をしたい」ということを学んだと書いています。
 難しい話になりますが、バブルが崩壊し、「失われた10年」という時代が終わり、小泉改革という時代も、もう昔の話になってきました。今年は、もう、平成20年になります。日本というのは、面白い国で、西暦と年号を上手に使っている国だと思います。平成元年から20年、時代は大きく変わりました。20年二昔と簡単に言えますが、この20年は、劇的に変化をしました。一番違うことは、ITの進歩です。ケータイ電話、インターネットの普及は、社会を大きく変えてしまいました。いろいろな情報が、瞬時にして手に入る時代です。それは大人だけでなく、子どもたちも、あらゆる情報を一瞬に知ることができるのです。そこに大きな欠点ができました。
 まず、ひとつがメールです。たくさんの情報を相手に伝えるのにとても便利な道具ですが、機械相手にキーボードをたたいて簡単に操作できるため、相手の気持ちを考えたり、そのときの心情を考えたりすることなしに、自分を出してしまいます。ひとつの出来事に対して、いろいろな意見があると思いますが、自分の意見と似通った人だけでグループができ他の意見を受け入れる力や、どの情報が真実でどの情報が嘘なのかの判断が自分自身にかせられるとことが増えてきました。当たり前ですが、やっぱり、会話は、相手の目を見て他者のいろいろな意見を聞き入れて、話をすることが大切なんだと思います。2行や3行の絵文字入りのメールで会話している、中学生はどうかと考えてしまいます。
 二つ目がインターネットです。僕は、インターネットは、ドラえもんの「どこでもドア」だと思っています。「エジプトのピラミッド」と検索すれば、それについての情報は、いっぱい出てきます。しかし、本物は、ありません。あくまでもパソコンの画面の上での出来事なのです。やっぱり、実物を見て、その大きさや、エジプトの暑さや、砂漠の砂を生で感じてみたいと思わせる道具なのですが、それで、「ピラミッド」を知った気分になります。僕は、この間社会の宿題で各地の郷土料理を調べてくる宿題を出しました。ただ調べるだけではなくて、実際に作りなさいと宿題にしました。レシピと写真を添えて提出と家族の方には、大変な作業なのですが、中に「先生調べてくるだけでいいやん」と言う子がいます。「インターネットで臭いがわかって、例えばきりたんぽ作って、ご飯つぶすのにどのくらい手が疲れるかわかるコンピュータがあったらそれでもいい」と。頭の中だけの話で、実態がない物はだめだと。
 三笠中学校では、1年生で「労働に学ぶ」「私のしごと館」2年生で「職場体験」を行います。ただ知識だけではなくて、2年生になれば実際に体験をするのです。この三笠中学校のキャリア教育という取組が、自分を見つめ、自分の意見をしっかり持ち、そのために情報の収集方法・整理等を行い、自己表現することができるようにする。また、学力向上拠点形成事業といって学力向上の取組を行ってきましたが、学力をただ単に「テストで点数をとる」という、1元的な物の見方ではなくて、多元的な視点に立ち、自由な発想の元に自分の考えで他者と協力しながら歩んでゆく、将来に向かっての基礎作りを培う取組だと思っています。
 いろいろな場所で活躍されている先人の方々の話に触れ、自分の考えをしっかり持たせることがこの取組の素晴らしさだと思いました。純粋な子どもたちが、「働くっていいことだなって」感じてくれる取組になってくれていると思います。 また、他人のことを思いやる気持ちを大切にし、自分のことも大切にする「命を守る教育」になっていると思います。そして、創造力を豊かに持ち多くの人が幸せに暮らせる世の中が来ることを考えられる子どもたちが育ってくれることに一役かっている取組だと思います。
 今年も皆様方のご協力をよろしくお願いします。

会長挨拶

 本日は、16時から理事会を行いました。色々な問題について審議をいたしましたので決定事項について報告いたします。友好クラブについて、東京恵比寿ロータリークラブとの交換卓話は4月8日、9日と確定しました。大宰府は未確定ですが、予定として3月25日、26日です。そして、今月の情報集会はクラブ管理運営常任委員会が担当で、2月18日〜23日の間に五班に分かれて行われます。テーマは「ロータリーを楽しく」です。その他色々ございましたが決定に至りませんでした。報告は以上です。

幹事報告
4月12日、13日地区大会の出席・欠席の報告を事務局までお願いいたします。4月8日、9日は恵比寿ロータリークラブへ参りますので、参加の方は事務局から回覧を回しますので、宜しくお願いいたします。
新入会員紹介
今ア 和民 会員


 現在、奈交自動車整備株式会社の取締役社長でいらっしゃいます。職業分類は自動車修理業です。昭和22年7月26日生まれ、46年大阪工業大学工学部を卒業後、奈良交通に入社、平成9年に奈良交通の自動車事業本部技術部長にご昇進され、平成15年には奈良交通の取締役、平成16年に現職、奈交自動車整備株式会社の取締役にご就任されています。ご家族は、奥様、ご長女、ご長男です。趣味は古美術など、非常に格式高いご趣味をお持ちです。

 

挨拶


 只今ご紹介いただきました今ア和民でございます。生まれも育ちも京都の城陽市ですが、奈良に勤めだしてから37年、奈良交通中心に奈良にお世話になってきました。皆様に近づけるようにと思いますので、宜しくお願いいたします。
水野 憲治 会員
 平井不動産株式会社で代表副社長をされております。職業分類は不動産業です。昭和41年6月25日広島で、平成3年に島根大学法学部を卒業され、大和ハウス工業に入社、平井不動産株式会社に平成10年に入社され、現在にいたっております。趣味はなしということでございます。非常に真面目な人物で、青年会議所でも奉仕活動をやっていただき、お客様に対しても幅広く親切に手広くやっておりますから、皆様のお役に立てるのではないかと思っております。宜しくお願いいたします。
挨拶
 はじめまして、この度ご縁がありましてロータリークラブに入会させていただくことになりました。平井不動産株式会社に勤務しており、土地の有効活用をしている会社です。先ほど清岡さんからご紹介いただいたように私は広島生まれで、結婚を機に奈良に住み始めました。色々な方とお知り合いになって自分の世界を広げていき、年配の方に色々教わっていきたいと思います。宜しくお願いいたします。
30周年記念事業企画準備委員会
 例会終了後若草の間にて会議を開催しますので宜しくお願いいたします。
佐川会長エレクト
 来週12日例会終了後、次年度理事会を開催いたしますので次年度役員、理事の方はご出席宜しくお願いいたします。

ニコニコ箱 本日60,000円 累計1,805,900円

(平城京ロータリークラブ横田進君)
会員の皆様いつもお世話になります。宜しくお願いします。

(成田積君)
今月も宜しくご協力いただきますようお願い致します。又、後期の奉仕活動も宜しくお願い致します。
(中村信清君)
2月9日より盆梅展を開きます。趣味のある方は来て下さい。招待券は来週持ってきます。
(小林一士君)
三笠中学校の教頭先生をお迎えして。又、新会員さんよろしく。
(植倉一正君)
2月3日、新雪の積った三峰山へ登ってきました。雪原での昼食・下山後の温泉と一日楽しんできました。山歩き会の皆さん、お疲れさんでした。
(橋本和典君)
三峰山、新雪と木々の結氷が素晴らしかったです。シャンデリアの様な結氷の下で食べる猪やホッケアンドシャンペン・・・山はヨロシイでェ。肉体にも精神にも。
(増井義久君)
小池先生、又メンバーの皆様、先日の山登り会では次男信仁が大変お世話になりました。

(宮西正伸君)
本日は二名の方、ご入会おめでとうございます。
(畑中利久君)
会費納入できましたのではれて出席しました。
(坂本高彦君)
結婚祝い有難うございました。
(渡辺英孝君)(多田実君)(森下泰行君)(矢追家麻呂君)
ニコニコ協力。
(武藤廣茂君)
先月もニコニコご協力有難うございました。今月もご協力お願い致します。

本日のお客様

宮本正明君(大阪東R.C)横田進君(平城京R.C)

次週の例会 2月26日

卓話 「台湾国民の国民性について」 米山奨学生 陳 瑞紅 君

会報・IT委員会

倉田智史、神山雅教、高野 治

Webmaster

植村将史