奈良大宮

ロータリークラブ

No.1417

Vol.29

2008/06/10

2007-2008/43

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:成田 積 副会長: 小林一士 幹事:中村信清


  四つのテスト

 

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

 2007〜08年度

第2650地区のテーマ

 

『おもいやり』


国際ロータリー第2650地区
ガバナー 橋本 長平


例会プログラム 第43回06月10日 通算1417回

例会状況報告 第42回06月03日 通算1416回

1.開会の点鐘 1730

2.ソング「我等の生業」

3.お客様の紹介

4.会務報告

5.クラブ協議会 年間報告

6. 閉会の点鐘 1830

R.C.は出席から

1416回

1414回の修正

会員数

69名

69名

出席免除者数

19名

19名

出席者数

52名

50名

補填者数

9名

出席率

81.25%

96.72%


◆ 第42回 06月03日の例会報告 

『チェルノブイリ原発事故汚染地に住む子供たちの「保養里親運動」への願い』

NPOかけ橋愛染乃会理事長 加藤広子氏

 

 316日に保養里親運動推進のために、春日大社さま・東大寺さまのご援助をいただきまして、ならまちセンターにおいてチェルノブイリの子供たちを10人招待しまして講演をさせていただきました。前日は東大寺整肢園、午後は奈良少年刑務所への慰問講演をさせていただきました。翌日は、ベラルーシ共和国からの大使ご夫妻と子供たちと共に奈良県知事の表敬訪問を実施致しました。奈良県とベラルーシ共和国の平和交流の架け橋となりました。この際東大寺さまのご好意で、子供たちを大仏様の手に乗せて頂いたり、お水取りの後の韃靼帽を頂かせていただくなど東大寺様方々をはじめ皆様が子供たちのこれからの健康を世界を超えて祈っていただき、子供たちの心にも素晴らしいプレゼントを頂きました。そして、この講演については茨城県で過去12回に亘り里親運動を展開し、国内では老人施設、病院、少年院などの慰問講演、現在までに12カ国17回の講演を実施し約40万人の方々の心に夢と希望と感動を送り続ける活動をされているところの国際文化交流劇団・曼珠沙華をお招きし、ご協力を頂き子供たちの渡航費の捻出をさせて頂きました。

私が奈良県に住みながら福島県のボランティアグループに入り、茨城県の劇団を支援していくことになったきっかけをお話します。199810月に伊勢市での曼珠沙華の講演を見に行った時に、18歳の知的障害者の青年に出会いました。彼は18年間よだれが止まらず寝たきりでストレッチャーに横たわったままの観劇でした。その彼がチェルノブイリの子供たちのために作られた踊りを見た時によだれが止まったので、介護されている方がびっくりされていたのを覚えています。彼のよだれを止めたのかは何かただそれを知りたくて、彼の魂を揺さぶったのは何かを知るため、しかし年齢的なこともあり劇団に入ることもできませんので、その時、丁度発足したての、劇団を支援している団体「かけ橋愛染の会」に入らせていただきました。最初の活動が北海道網走刑務所、釧路刑務所の慰問講演でした。それから兵庫県の加古川少年院と、今日まであっという間に10年の歳月が過ぎました。「奇跡というものがあるのなら、それは人と人との出会いこそが奇跡である」と劇団座長の言葉にありますが、私にとっては知的障害の彼との出会いが奇跡であると思っています。

 その後も曼珠沙華を支援しながら活動を続けて参りました。日本国内講演は勿論、世界12カ国を回り多くのことを教わりました。誰も行かないところ、行きたがらない所に行きます。ネパールのスラムの街では臓器売買を目的とした人身売買の空港でのレスキューの場面にも遭遇しました。戦争の傷跡を見たり、日本に生まれた素晴らしさを感じました。20世紀史上最大のチェルノブイリ原発事故に出会いました。事故後21年経った現在でも放射能は被爆者の体を蝕んでいます。成長期の子供に対する影響は強く、子供たちを苦しめている白血病、鼻血が止まらないなどの症状が全て放射能のせいだと言われています。恐ろしいのは毎日子供たちが放射能を食べて生きているということです。汚染された畑での自給自足の環境の中で子供たちは生活しなければいけません。現在の医学では放射能からくる痛みは止めることができません。だからこそ細胞が活発化する9歳から13歳の間に放射能から疎開させます。日本や他国で1ヶ月間生活し、新鮮なビタミンを吸収し体力を回復させることが保養里親運動の目的です。体の中から放射能を排出させるには新陳代謝を促し、免疫力を付けることです。この1ヶ月の間で元気になった状態は帰国後半年から1年、1年半持続すると言われています。ただ、また毎日の生活でたまってしまうこの繰り返しは2千年から1万年続くと言われています。なぜなら事故当時の雨により地中深く放射能が染みこみ、農作物は放射能を水分として取り込みました。この循環を断ち切ることは難しいからです。人間が作ってしまった大きな罪の苦しみ、子供を持つ母親としての苦しみを知りました。これが、保養里親運動のきっかけとなりました。渡航費は今年3月に子供たちを呼ぶ時は一人当たり144千円でした。来年度呼ぶ時はガソリンの値段が上がり、155千円となります。このままどんどん高くなったらどうしようかと思います。しかし、保養を必要としている子供たちが助けを待っています。母親たちに「私の子供はいつ呼んでくれるの?」と聞かれます。だから、一生懸命頑張って沢山の子供を呼びたいと思います。沢山の子供がいる中「焼け石に水ではないのか」と色々な意見がございますが、たった一人の子供を助けることができなければ誰も助けられないと思います。母親の気持ちは日本であれ外国であれ変わりはありません。

 2004年に関西地区でも「かけ橋愛染の会」の活動を始めております。現在、奈良の「かけ橋愛染の会」ではメンバーも少なく子供たちを受け入れることが出来ておりません。しかし世界で唯一の被爆国の日本であるからこそ、この里親運動を推進していかなければならないと思います。

 これからも、里親運動推進にどうかご協力を宜しくお願い致します。

会長報告

 今年度最後の理事会が本日16時より行われました。決定事項を発表致します。

 IM準備委員長 土谷様、30周年準備委員長 楠下様にお願いしておりましたが、この度の理事会で全員一致により、実行委員長をやっていただくことに決定致しました。

 RYLAの修了証書が届いております。後ほど谷川会員のお嬢様の谷川由香里さんにお渡しします。ミャンマーサイクロンの義捐金が96209円集まりましたので、事務局より地区に振込みしてもらいます。

今年度の各常任委員長、各委員長様にお願いです。今年度の年間報告書はできるだけ早く作成したいと思いますので、78日(火)までに必ずご提出お願い致します。

土谷IM実行委員長

 会長より報告があったとおり、IM実行委員長を拝命致しました。至りませんが皆さんのご協力を得まして任務を全うしたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。準備委員長から実行委員長ということで、一区切りと思っております。当日のクライマックスは全員で沢山動いていただかなければならないと思いますので、ご意見を忌憚無くお聞かせ願いたいと思います。実行委員会のメンバーですが、準備委員会のメンバーをそのまま指名させていただきますので引き続き宜しくお願い致します。

つきましては、来週例会終了後、第一回の実行委員会を行います。準備委員会では会場、日程等を決めていただきまして、講師は選定中ということで実行委員会に移ります。新実行委員の皆様宜しくお願い致します。

楠下30周年実行委員長

 本日の理事会で実行委員長に決定したということです。

30周年記念式典の日にちは既に決まっておりまして、平成21年の120日です。25周年の時もそうでしたが、その日は期せずして私の誕生日です。IMに比べて日にちもありますが、今のところ講演が二つ、催しが二点皆様からご意見が出ております。7月になりましたら実行委員会を開き、詳細をつめて行きたいと思います。皆様のお力添えを宜しくお願い致します。

新睦活動委員会

 529日に万葉カントリーで本年度最後の親睦ゴルフコンペを開催いたしました。成績は中條さんが優勝、準優勝矢追さん、三位が有井さんです。次年度の第一回のコンペの権利のある方をお呼びしますので、次回是非ご参加下さい。有井さん、今アさん、佐川さん、大塩さん、高野さん、谷川さん、中條さん、西口さん、日吉さん、福本さん、藤井さん、矢追さんです。新入会員の森さん、今アさん、水野さんの歓迎会を最終例会後行います。出欠表を回しますのでご記入ください。615日の親睦家族例会の出席者の方には詳細をFAXで連絡致しますので宜しくお願い致します。

会報・IT委員会

 5142328日に今年度2回目のPCセミナーを行いました。今回もNTTさんのご協力を頂き、講師の砥綿先生の熱心な御指導の下皆で勉強しました。各回とも8名から10名のご参加を頂きました。今回はシステム管理者養成講座ということで、難しい内容となっておりましたが、長時間皆さん頑張って下さいました。とても勉強になったと思います。有難うございました。

例会臨時変更及び休会のお知らせ 

生駒ロータリークラブ

《例会変更》

日時:平成20625(水)18001900

場所:あやめ館 奈良市あやめ池北1-9-11 0742-45-0815

※尚ビジター受付は致しません。

ニコニコ箱 本日36,000円 累計2,474,900円

 

(小林一士君)

理事会欠席のお詫び。

(中條章夫君)

ゴルフコンペに優勝させて頂き、ニコニコ。

(楠原忠夫君)

加藤先生本日の卓話宜しくお願いします。

(渡辺英孝君)

NPO法人かけ橋愛染乃会理事加藤広子様、心温まる卓話、宜しくお願い致します。

(橋本和典君)

先月母の日に台湾から素敵なプレゼントが届きました。ウチの奥さん大感激していました。国に帰ってもいつもHPを見てくれているそうです。私も頑張ってニコニコしていますから陳さんも頑張ってニコニコして行って下さいネ!オオキニ

(谷川千代則君)

結婚祝いの記念品有難うございました。

(土谷宗一君)

連続欠席のお詫び。

(小西敏文君)

ニコニコ協力。

(武藤廣茂君)

先月はニコニコ有難うございました。今月はラストスパートのニコニコ宜しくお願いします。 

本日のお客様 

次週の例会 6月15日(6月17日の例会はありません)

年度末家族親睦例会

会報・IT委員会

倉田智史、神山雅教、高野 治

Webmaster

植村将史