奈良大宮

ロータリークラブ

No.1449

Vol.30

2009/02/17

2008-2009/30

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:佐川 肇 副会長: 中村信清 幹事:榧木八洲夫


  四つのテスト

 

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

2008〜09年度

第2650地区のテーマ

 

次の世代にときめきを


国際ロータリー第2650地区
ガバナー 
川端 五兵衞


例会プログラム 第30回02月17日 通算1449回

例会状況報告 第29回02月10日 通算1448回

1.開会の点鐘 17時30分

2.ソング「四つのテスト」

3.お客様の紹介

4.会務報告

5.卓話「近鉄の最近の事業計画について」 

近畿日本鉄道株式会社 常務取締役 戸川和良 氏

6.閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から

1448回

1446回の修正

会員数

66名

66名

出席免除者数

19名

19名

出席者数

52名

47名

補填者数

8名

出席率

89.66%

93.22%


◆ 第29回 02月10日の例会報告◆

米山記念奨学会について   土谷宗一会員

 

 植倉会員という現役の地区委員をさしおいて米山の卓話をするということは、失礼でもあり私の本意でもありませんが、ご指名ですので話をさせて頂きます。

 私は米山奨学の地区委員を8年間、最後の2年は委員長を務めました。

 もう米山の事業については皆さん大体判っておられるので、今日は自慢話にならない範囲で地区委員あるいは委員長の苦労話などお聞きいただきたいと考えています。

さて地区委員の悩みの種はなかなか事業を理解して貰えないことです。

 事業の理解にはこの「ロータリー米山奨学豆辞典」が会員全員に配られていますが、この辞典は大変良く出来ていて内容をご紹介するだけで米山の事業をほぼ完全にご理解いただけると思います。

 ただあまり読まれていないのが実情ですので、内容を少し紹介しておきます。

事業が支援した奨学生は今まで109カ国、約15,000人にのぼります。年間の予算規模は155,000万円、うち特別寄付が102千万円です。この予算で年間800人強の留学生を支援しています。2007年度の決算では奨学金に予算総額の80.5%、地区への補助金に12.4%、管理費4.4%となっていて、この種の事業としては真面目な運営かなと思っています。

 事業を仕切っているのは財団法人ロータリー米山記念奨学会。1952年に東京ロータリークラブが米山記念として始めた事業を国内全クラブの共同事業としたのが1957年、財団法人化は1967年で歴史は古いが世話した留学生15,000人のうち1万人近くはここ10年間のものです。

 財務的には基本財産50億円、特別積立金27億円。最高42億円の特別積立を6年間ほど取り崩して寄付金の減少に対処していましたが、2005年から年間採用数を1,000人から800人に減らして対応しています。

 地区への補助金12.4%と云いましたが、2650地区では奨学会から250万円、地区から50万円。計約300万円の予算規模となっています。新奨学生とカウンセラーのためのオリエンテーションに100万円、奨学生終了式に70万円くらいを使うので奨学生集会、面接費用、大学説明会、委員会費用など慢性的資金不足に悩まされています。

 さて米山の事業は大まかにいって寄付金の増強と奨学生の世話の二つですが、私は寄付の増進に特化して委員長を務めました。事業の基盤は何と言っても寄付金であり、寄付が集まらなければ何も始まらないからです。

 私が寄付・寄付と云って回れたのは何と言っても大宮クラブの寄付実績が凄いからです。自分のところが情けない成績で、大きな顔で寄付増進の卓話などはできなかったと思っています。その意味で私の地区委員生活を支えてくれたのはクラブ会員諸氏のご支援だと思っています。本当に有難うございました。

 同時に寄付の実績を上げるために相当きついことを地区内で云ってまわりました。腹も立てずにご協力いただいた各クラブの皆さんにも感謝の念でいっぱいです。

当然ですが寄付には反対給付がありません。米山事業に共鳴してくれる人だけでは事業規模が維持できません。あとはお願いあるのみです。地区委員の皆さんにはその意味で地区でもっとも苦労の多い委員会ですと申し上げていました。

 ただその苦労が報われる想いがするのは2月の米山奨学生終了式です。今年もその時期ですが、セレモニーの後の懇親会での奨学生とカウンセラーが話すスピーチを聞くと1年の苦労も、忙しさも吹っ飛ぶ感動を覚えます。

さて米山の奨学金は日本のロータリーの創始者米山梅吉の名前を戴いた冠名奨学金です。案外知られていない米山梅吉の活躍を少しご紹介して話を終わります。

 ご静聴ありがとうございました。どうか今後も米山の事業に精々のご協力をお願いします。そして植倉地区委員の顔が立ちますように引き続いてのご支援のほどお願い申し上げます。

会長報告 

 先週金曜日、土曜日に東京にて、外務省事務次官を経て去年から最高裁判所で判事をしている友人の案内で最高裁判所の見学に行って参りました。15名の裁判官がおりますが、最高裁判所の裁判官は司法試験に合格している必要はありません。ですので、大学の教授や行政経験者などもおられます。5名ずつが三班に分かれ第一小法廷から第三小法廷まであります。昨年度の実績は最高裁で扱った事件が5500件、民事では3100件、刑事が2400件だということです。15名のそれぞれの執務室は割と広い部屋で、A4の用紙で1件当たり厚ければ30cmの厚さにもなる書類に目を通し、毎週月曜日と火曜日に審議します。そして在任中には一度だけ国民審査を受けます。それは衆議院議員の選挙時に行われます。名前の順番はくじ引きで決めるそうですが、たいてい一番前の名前に×を付ける傾向にあるそうです。

友好クラブ委員会 

 324日(火)、25日(水)東京恵比寿ロータリークラブに当クラブから鈴木会員に卓話に行っていただきます。応援で皆様のご参加をお願い致します。25日は戸塚カントリークラブか読売カントリークラブでゴルフコンペを行いますので合わせてご参加お願い致します。

親睦活動委員会 山本委員長

 恒例の今年度第三回奈良大宮ロータリークラブの親睦ゴルフコンペを奈良万葉カントリーで42日(木)に開催致します。奮ってご参加下さい。宜しくお願い致します。

会員増強委員会 冨川委員長

 28日(日)に会員増強委員長会議に出席しました。当地区は最大で6700名のメンバーがいたそうですが、今はかろうじて5000名を超えている状態です。年度末に大量の退会者が出れば5000名を割ってしまうということです。

年度末の大量の退会者を抑えるように皆様のご協力を宜しくお願い致します。

例会臨時変更及び休会のお知らせ

王寺ロータリークラブ

《例会休会》

日時:平成21310(火)休会とします。(定款第6条第1節(c)適用)

※尚、ビジター受付は行いません。

ニコニコ箱 本日15,000円 累計 1,810,570  

(中村信清君)

28日より当神社にて盆梅展を38日まで開催しています。春の息吹きを梅の香りで楽しんで下さい。

(植倉一正君)

土谷さん、卓話ご苦労様です。

(井上正行君)

本日の卓話お世話をおかけ致します。

(畑中利久君)

連続欠席のお詫び。

(多田実君)

ニコニコ協力。

本日のお客様

松嶋秀樹君、佐藤公一君(平城京R.C.)

次週の例会 2009年2月17日

卓話 「あすかの歴史と魅力」 飛鳥観光ボランティアガイド 森本晃司 氏

会報・IT委員会

西口栄一、神山雅教、平方貴之

Webmaster

植村将史