奈良大宮

ロータリークラブ

No.1436

Vol.30

2008/11/04

2008-2009/17

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:佐川 肇 副会長: 中村信清 幹事:榧木八洲夫


  四つのテスト

 

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

2008〜09年度

第2650地区のテーマ

 

次の世代にときめきを


国際ロータリー第2650地区
ガバナー 
川端 五兵衞


例会プログラム 第17回11月04日 通算1436回

例会状況報告 第16回10月28日 通算1435回

1.開会の点鐘 17時30分

2.ソング「奉仕の理想」

3.お客様の紹介

4.会務報告

5.卓話  「イータックスについて」 

         奈良税務署副署長 前川秀行氏

 友愛例会

6.閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から

1435回

1433回の修正

会員数

67名

67名

出席免除者数

19名

19名

出席者数

52名

55名

補填者数

4名

出席率

85.25%

96.72%

◆ 第16回 10月28日の例会報告 

卓話 米山奨学生 梁 善美さん

 私は現在奈良女子大学大学院博士後期過程に在学しています。私の研究は繊維の染色加工に関するもので、特に繊維の染色を行なう前段階としての精錬漂白においてより環境に優しい加工方法を見つけることを目指しています。米山奨学会の本来の目的の「将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学すること」という原点に戻り、私=懸け橋となれるよう私が感じた日本と留学生活についてお話しさせていただきます。私の留学生活は今年で9年目となり、実に人生の3分の1が日本での生活です。私は20歳になるまで親に逆らったことがなく何か失敗したら親のせいにしてしまう自分が情けないと思ったとき、留学を決めました。親戚のアドバイスにより留学先を日本にしました。「まじめに頑張るだけ返してくれる国」と聞いていましたので、来日当時日本語が殆ど話せない私はがむしゃらに日本語を勉強し、1年半後東京家政大学服飾美術学科服飾専攻に入学しました。沢山の友達にも恵まれ学校生活は順調で大学の2年から修士課程を卒業するまで奨学金をもらうことができました。そこから頑張ればそれだけ認めてくれる日本という国に信頼が生まれました。それに加え、他国の留学生に負けたくないという思いが私を奮い立たせ、何事に対しても誠実に、そして最善を尽くしてきました。その分その評価は望むとおり返ってきました。しかし心にぽっかりと穴が空いたような寂しさに襲われる時もありました。そんな時、留学生センターの職員で私のことを親身になって考えてくれる女性に出会いました。韓国人の留学生としてどう評価されるかいつも気にしていた私の心がいつか開くのを待っていてくれた彼女とは本当に仲の良い友達になれました。彼女に出会って日本人、韓国人といった区別は無意味だと気付きました。

 2002年、ワールドカップや冬のソナタが持ってきてくれた韓流のお陰で日本での韓国の認識は高まり、韓国語に興味を持つ日本の人々も増えました。5年前から続けている韓国語を教えるアルバイトを通して誠実に、そして真面目に学ぶ姿勢から私は多くの共感を得ました。

 さて去年、奈良県で日本、韓国、そして中国の子供たちの子供サミットが行なわれました。その時私は日本語と韓国語の通訳として参加していました。子供たちが互いの国を理解しあい、身近に感じることを目的とするサミットではお互いの国の言葉で自己紹介をする子供たちにびっくりしました。言葉も通じない違う国の人に興味を持つのかという私の心配は無駄なものでした。彼らは身振り手振りや英単語を使って話し、聞き手の子供たちは好奇心の深い目で話す子のことを見つめていたのです。その明るくきらきらした子供たちの付き合いがどれだけ可愛かったか、見ている私の胸も温かくなるほどでした。そしてこの子供たちから学んだことが一つあります。「笑い上戸にほめ上手」は一番の外交戦略であるということ。私はこのサミットで未来の輝く外交官に出会った気がしました。そして今日本と韓国が抱えている様々な問題をこの子供たちに背負わせることはするまいと思いました。戦争を知らない世代の日本人は韓流が大好きだけれど、戦争を経験した世代は素直に韓国人と付き合うことができないのが事実です。数百年の間創られた我々が思っている伝統というものに捕らわれ、差を協調するべきか、両国の接近に目を向け共通点を協調するかは今後の両国の未来を決定する大切な姿勢だと思います。私が日本に来て感じた日本の方々の素直な性格をもっと多くの人々に分かって欲しいです。そして韓国人に対して違うと思ったところを面白いと思うことの出来る子供たちのような日本の方々の広い心が欲しいです。そのためには友達になるところからはじまる民間外交が必要だと思うところです。

 来年で私の留学生活は10年目を迎えます。本日まで沢山の人々に支えられてきたこと、今日のような日本に対する素直な気持ちを打ち明けられるチャンスを頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。日本と韓国の懸け橋となるために今私が出来ることを真剣に考え、国際社会で活躍できる米山奨学生になるよう今後も頑張りたいと思います。本日は有難うございました。

会長報告

 雲ひとつない好天に恵まれ、IMを無事終了することができました。実行委員長の土谷様をはじめ各委員会の皆様、全会員の皆様に献身的なご努力を頂き、素晴らしいIMになりましたことをお礼申し上げます。ガバナー、パストガバナーをはじめゼネラルリーダーの岡村様にもなかなか素晴らしいIMであったとお褒めのお言葉をいただきました。あらためて皆様方にお礼申し上げます。先週東京に行っていたのですが、その間に恒例の三笠中学校での「労働に学ぶ」が13講座で開催されました。本日三笠中学校の坂本校長先生と松浦教頭先生がお見えになり、御礼の言葉を頂きましたので読ませていただきます。

 

講師葉派遣のお礼

「ふるさとの やまにむかいていうことなし ふるさとのやまは ありがたきかな」 石川啄木

 先般の土曜一日参観に際しまして、「労働に学ぶ」の講座にご理解ご協力を賜りまして誠に有難うございました。講師の方々には懇切丁寧にご指導頂きましてお陰様をもちまして有意義な時間を持つことが出来ましたことを深く感謝致します。今後はこの取り組みで得ました成果を下に学校教育の更なる充実に繋げて行きたいと思います。後になりましたが、貴クラブの益々のご発展と皆様のご健勝を祈念申し上げ甚だ簡単ではありますが、お礼の挨拶とさせて頂きます。

 また、校長先生から来年も是非お願いしたいとのお申し出がありました。

 

IM実行委員会 土谷委員長

 IM当日の皆様の働きに深く感謝申し上げます。有難うございました。私はもうリラックスしておりますが、実行委員会としては記念誌の作成、総務委員会では支払い等、会計ではそれをまとめての理事会報告が残っておりますので、まだ実行委員会の解散はできません。いずれ理事会報告してから正式に解散となりますので皆様の委員会はそのままだと解釈しておいて下さい。本当に有難うございました。 

新世代委員会 武藤委員長

 先週は情報集会に多くのご参加を頂き有難うございました。只今集計の途中ですが、これを今後の活動に生かして行きたいと考えております。それから、先週の労働に学ぶに13講座、講師の皆様にご協力を頂き有難うございました。子供たちも素直に聞いていたようで、手ごたえを感じました。本当に有難うございました。

 

30周年実行委員会  総務 井上会員

 本日例会終了後総務委員会を桐の間にて開催致します。必ず残って参加して下さい。宜しくお願い致します。

親睦委員会 山本委員長

 IMの3日前に県下の親睦ゴルフ大会が行なわれ、13クラブ中第6位でございました。3位に武藤さんが入賞されました。おめでとうございます。1125日に新入会員卓話がありますので、その後カレンダーにてミニ親睦会を行ないます。皆様のご出席をお願い致します。 

例会臨時変更及び休会のお知らせ  

大和郡山ロータリークラブ

《例会臨時変更》

@    平成20113日(月・祝) 休会 定款第6条第1節に(c)適用

A    平成201124日(月・祝)休会

B    平成20128日(月)職場見学のため時間・場所の変更

        時間 10001800

        場所 京都嵐山吉兆、福寿園CHAセンター

申し訳ございませんが、ビジター受付は致しません。

地区ロータリークラブ 会長様

 平素より大変お世話になり、誠に有難く厚くお礼申し上げます。

 さて早速ではございますが、李東建RI会長より書簡が届きました。

国際ロータリー理事 小沢 一彦    国際ロータリー第2650地区 ガバナー事務所 幹事長 松村 善作

 

尊敬する日本のロータリーの指導者の皆さま

 ヨーロッパからアジアへ向かう機上で、「ただ今、インド上空を飛行中です」との機長の案内放送を聞き、この手紙をしたためております。それというのも、数週間前、中国出張の際に、機内で事務総長が渡してくれた一枚の報告書を見たことを思い出したからです。そこには、会員数世界第2位を誇る日本のロータリーが、インドに追い越されたという内容が記されていました。

 私は、衝撃的なその内容を信じることができませんでした。ちょうどその時、私の乗っていた飛行機は富士山の上空を飛んでいました。私は誰よりも、日本のロータリーに関心を抱いております。日本のロータリアンの中には、ロータリー発祥地のアメリカに勝るとも劣らぬロータリー運営をしているとおっしゃる会員もおられました。

 数年前、宮崎で開催されたRI2730地区大会に会長代理として出席したことがあります。第2730地区は、私の亡父がRI3660地区ガバナー(1985-86年度)在任中、姉妹地区でありました。当時、亡父と同期のガバナーがまだご存命で、臥病中にもかかわらず、亡父に対する懐かしさから、私と会ってくださいました。

 テーブルを前にして対座した老紳士は、次のようにおっしゃいました。「貴殿のお父上は私よりも2歳年上でしたが、寡黙な人でありました。当時の日本のロータリーは韓国とともに旭日昇天の勢いで活動をしていましたが、今は一寸、気持ちが緩んでしまったような感じがします。しかし、日本人は団結力があるから、すぐ立ち直るでしょう。日本人が「よーし!」と気合を入れ、肝に銘じたら、会員増強も世界第一の実績を挙げることができると思いますよ」

 その後、私は老紳士にお目にかかる機会がありませんでしたが、「よーし」と言った彼の言葉に共感し、一致団結して立ち上がる日本人に魅了されております。私は当分の間、アメリカをおいて日本を凌駕するロータリー国はないと思っていますが、しかし、亡父が称賛していた日本のロータリーが衰退の影を見せているのではないかと、不安が押し寄せてきています。

 日本のロータリーは、会員数減少とともに、3.5ゾーンから3ゾーンへと縮小されました。インドのロータリアン数が日本を追い越したことで、日本のロータリーが弱体化するとは、もちろん、思っておりません。しかし、世界のロータリーの羨望の的であった日本のロータリーが、後退してはなりません。世界の模範となるロータリー国である日本が弱体を見せると、世界のロータリーが後退する結果をもたらすからであります。

 日本は2人のRI会長を輩出したロータリー指導国であり、日本のロータリアンは世界社会奉仕面でも先頭走者として活躍しておられます。日本ロータリーの会員増強においても、いろいろな方法がありますが、女性会員を積極的に迎え入れるのも一案であると思われます。韓国では、日本の数を超す女性会員が活動しており、女性ガバナーも3名輩出しております。敬愛する日本のロータリー指導者の皆さま、いかに経済が難しく、民心が変わるとしても、日本人には「よーし」という精神力があります。皆でともに手に手をつないで前進してまいりましょう。2008-09年度に、会員増強の新しい金字塔を立ててゆこうではありませんか。末筆ながら、皆さまの新鮮かつ格調高い対応策を期待いたしております。

RI会長  李 東建

ニコニコ箱 本日45,000円 累計 843,790  

(佐川君)

IMが、土谷実行委員長以下各委員の皆様のおかげをもって、無事盛大裡に終了したことを感謝申し上げます。特に懇親会は、快晴に恵まれ素晴らしい宴になりました。

(多田廣君)

情報集会に当店をご利用いただき有難うございました。

(植倉一正君)

本日は、米山奨学生の梁さん、スピーチご苦労さんです。頑張ってください。また、IMでは大変お世話になりました。

井上正行君)

結婚記念日お祝い有難うございました。

(矢追家麻呂君)

IM実行委員の皆さんお疲れ様でした。

(楠原忠夫君)

高辻さん、情報集会お世話になりました。また先日、森さん有難うございました。

(武藤廣茂君)

先日の情報集会並びに「労働に学ぶ」におきましてはご協力頂きまして有難うございました。(新世代委員会)

(野ア隆男君)

結婚記念日のお祝いの品有難うございます。大切に使わせて頂きます。

(多田実君)(渡辺英孝君)(潮田悦男君)(山本尚永君)(石野捨雄君)

ニコニコ協力。

本日のお客様 下出雅章君(奈良R.C)

次週の例会 11月11日 クラブ討論会 ロータリー財団担当

会報・IT委員会

西口栄一、神山雅教、平方貴之

Webmaster

植村将史