大宰府ロータリークラブの喜多村精一君、中西英貴君が訪問してくださいました

 昭和61(1986)年に奈良大宮ロータリークラブと大宰府ロータリークラブが友好クラブになりまして、18年が経過しました。当初はお互い非常に活発に熱意を持っていましたが、振り返ってみますと高木会長がお話されましたように、この18年間は親睦ということで、また友好ということではなかなか大きな実をあげることが出来ていなかったかと思います。この現状を非常に申し訳なく感じ、また今まではいろいろ考えるだけで実行できませんでしたけども、私は7月に委員になり、その一端でも責務を果たしたいと思い本日こちらにお伺いさせていただきました。
 こちらに来る際、近鉄奈良線で平城京跡を通りました。私は以前にも奈良に来たことがありますが、今日ほど広く感じたことはありません。大宰府には同じように大宰府政庁跡があります。平城京に比べますと非常に小さいものかと思いますが、私ども大宰府ロータリークラブと奈良大宮クラブは同じテリトリーの中に同じものを持っていると言えます。このようなクラブ同士が親しく親睦を重ねていく、友好を重ねていくことは非常に意義深いと思います。
 さて、本日は皆様のお手元に九州国立博物館のパンフレットをお配りしています。国立博物館としては東京、京都、三番目が皆様方の奈良の博物館です。そして来年10月16日、大宰府の地に九州国立博物館が新たに発足し一般公開されます。私は内容に付いて詳しくは存じませんが、アジアの視点にたった文化を紹介したいということです。私どもも開設に向けて後押しをしてまいりましたので、いよいよ発足できますことを非常に嬉しく思っています。機会がございましたら、ぜひとも皆様お越下さい。私どもまた、こちらにお伺いする機会があると思います。そして、ますます友好の実をあげたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。