会長方針
2015〜2016年度
奈良大宮ロータリークラブ
会長 中村 信清
当クラブから北河原ガバナーを擁立することが決まってからこれまで、様々な苦労がありました。私は皆様の労をねぎらうとともに、困難をものともせずやり遂げたこのクラブをとても誇りに思っております。
今年度RI第2650地区の中澤忠嗣ガバナーは『クラブに「個性」と「憧れ」を！』をテーマに掲げられました。
当クラブからガバナーを擁立することができたのは、よき「個性」を認められたからだと思っております。しかもそれを立派にやり遂げた当クラブは、達成感のある、魅力に満ちた「憧れ」のクラブであると自負しております。
しかし、それに甘んじることなく、更に高みを目指すため、今年度は以下のようなスローガンを掲げたいと思います。
「和と飛躍」
我々が困難をものともせずやり遂げることができたのは、まずもって「和」があったからだと思っております。太古の昔、聖徳太子は「以和為貴」と仰いました。それは今も受け継がれる、我が国の根本理念です。温故知新の考えの基、会員一人一人がロータリアンとしての品格と自覚を持ち、楽しく、和やかに笑顔を持って集おうではありませんか。
また、我々は様々な困難に直面しました。高いハードルも超えてきました。知らず知らずの間に能力が高まり、知識やネットワークも広がっていることでしょう。今こそ「飛躍」の時と考えます。更に魅力ある「個性」、「憧れ」の多いクラブを目指して羽ばたこうではありませんか。そのために、以下のような方針で臨みたいと思います。
1.心くばりと声かけ、おもてなし
昨年度、北河原ガバナーは「ロータリーは心くばり」をスローガンに掲げられました。私が大事に思う「和」を図るには、この「心くばり」そしてそれから派生する声かけとおもてなしの心が最も重要であると考えております。
2.わくわくする親睦事業と魅力ある例会プログラム
心くばり、声かけ、おもてなしの心を持っていても、会員の皆さんに出席していただかなければ「和」を図ることができません。わくわくするような親睦事業と魅力ある例会プログラムを執り行い、常に100％の出席率を目指したいと考えております。
3.奉仕事業―「飛躍」の時
我々は地区と関わりを持つことにより、これまであまり知らなかった情報や、他クラブの取り組みなどに触れることができました。それによって多くのことを学びました。それを活かして、更に素晴らしい奉仕事業に取り組みたいと思っております。今こそ飛躍の時です。
2015-16年度RI会長のK.R.“ラビ”ラビンドラン氏は「世界へのプレゼントになろう」をテーマに掲げておられます。ロータリーの特別月間も世界に目を向けたものに大幅に変更になります。我々も更に素晴らしい奉仕事業、場合によっては世界へのプレゼントになるような事業に取り組んでもよい時期に来ているのではないかと考えております。
4.たゆまぬ会員増強と広報活動
魅力ある素晴らしいクラブというものは、会員数も増えていくものだと考えております。また、その会員数の下支えが、一層クラブを魅力あるものにするのだと思います。
しかし、油断して手を拱いてはいけません。1年経てば、必ず我々は１つ年をとります。たゆまぬ会員増強を続けることが必要です。また、そのためには広報活動が欠かせません。
和」を持った魅力ある憧れのクラブ、そして素晴らしい奉仕事業。それらを積極的に広報し、公共イメージを高め、全員で会員増強に取り組み、更に当クラブを発展させたいと思います。
以上を方針といたします。
